沖縄県宮古島付近で起きた陸上自衛隊第8師団(司令部・熊本市北区)のヘリコプター事故で、海底から引き揚げた機体の主要部分を載せた民間作業船が6日、熊本県八代市の八代港に到着した。陸自は7日にも事故機が所属する第8飛行隊の拠点がある高遊原分屯地(益城町)へ機体を陸送し、損傷状況などを詳しく調べて事故の原因究明に当たる。
作業船は6日午後3時過ぎ、雨の中を八代港にゆっくりと接岸。自衛隊車両などの出入りも確認されず、この日は目立った動きはなかった。港では数十人の市民らも作業船の入港を見守った。釣りでよく同港を訪れるという70代男性は「船が見えた瞬間、手を合わせた。亡くなった方や不明の方を思うと、いたたまれない気持ちだ」と話した。
作業船は2日、宮古島北西の水深約106メートルの海底から、操縦席を含む胴体部分や尾翼部分、燃料タンクのほか、フライトレコーダー(飛行記録装置)を回収、4日に宮古島を出港していた。坂本雄一・前師団長(55)ら10人が搭乗したヘリの事故は4月6日午後、発生。陸自はこれまでに6人の死亡を確認し、不明となっている4人の捜索を続けている。(草野太一、山本遼)
陸自ヘリ機体、八代港到着 7日、高遊原分屯地に陸送(熊本日日新聞) - Yahoo!ニュース
機体とフライトデータレコーダーが回収されたので事故の原因は明らかになるだろう。何らかの原因で高速で頭から海面に突っ込んだように思うがどうなんだろう。海面に突っ込んでどっと流れ込んだ海水の水圧で機体の天井パネルやサイドドアが外れる。海面に衝突した衝撃で機体がつぶれるが、機体がつぶれて衝撃を吸収していくのでテールブームは比較的原形をとどめている。増槽も片側は海面激突の衝撃で折れて外れてしまっている。まあ素人の想像なので根拠はないが、航空機と言うのは設計上力がかかるところは頑丈に作るが、そうでないところは非常にもろい。すべて頑丈に作ったら重くて飛べなくなってしまうからねえ。しかしなんで墜落したのかねえ。空間識失調、ローターブレード破損、トランスミッション破壊くらいだろうか。師団の幹部が大勢搭乗しているのでパイロットも無茶はしないと思うのだが、・・。まだ4名の隊員が行方不明なので早く救助されるといいのだが、・・。
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