1日の日経平均株価は、前週末の米株が堅調な経済指標などを背景に上昇、円安進行も支えとなり日経平均は前場前半に一旦2万9100円台に乗せ、利益確定売りに伸び悩むも買い気は根強く盛り返して大引け間際には2万9145円89銭(前週末比289円45銭高)まで上伸、東証業種別株価指数(全33業種)では陸運、空運、機械など30業種が値上がり、海運、金属製品、ガラス土石の3業種が値下がり、東証プライム銘柄の73.8%が上昇し、前週末比266円74銭高の2万9123円18銭と大幅に3営業日続伸。2万9000円回復は22年8月17日(終値2万9222円77銭)以来8カ月半ぶりとなる。東証プライムの出来高は12億2921万株、売買代金は3兆1184億円。騰落銘柄数は値上がり1355銘柄、値下がり417銘柄、変わらず63銘柄。
1日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=136円台後半で推移している。朝方は利益確定目的のドル売り・円買いに押される場面も見られたが、その後は国内輸入企業による実需のドル買い・円売りが観測されドル・円は切り返しの動きを見せた。2-3日のFOMC(米連邦公開市場委員会)での利上げ観測もドル・円の支え。午後も137円ちょうどに接近するなど高値圏でもみ合った。
米国ファースト・リパブリック・バンクが破綻したことの影響は明日出てくるのだろうか。2日の東京株式市場は大型連休(3-7日)を目前にして手控えムードのようだ。1日発表の4月ISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況指数の結果を受け、米国株式がどう反応するかが注目される。ただし、連休中には2-3日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)、3日に米4月ISM非製造業景況指数、米4月ADP(オートマチック・データ・プロセッシング)雇用統計、週末5日には米4月雇用統計など重要イベントを控えていてこれらを見極めたいとの空気が強まる可能性があるそうだ。米国にらみの株式市場だから明日は手控えて来週明けに状況を見据えて勝負と言う手もあるだろう、・・(◎_◎;)。
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