15日の日経平均株価は、14日の米株高で広範囲に買いが先行、昨日大幅に3営業日続落した反動もあって前場の早い段階で2万7424円94銭(前日比202円90銭高)まで値を上げたが、一巡後は戻り売りに下げたりプラス圏に持ち直したり行ったり来たりしたが、その後は再度軟化、先物売り交えて次第安となり後場終盤には2万7105円99銭(同116円05銭安)まで値を下げたが、その後は持ち直して小高い水準に戻し、東証業種別株価指数(全33業種)では、銀行、保険の金融セクターをはじめ鉄鋼など26業種が値上がり、陸運、ゴム製品など7業種が値下がり、東証プライム銘柄では全体の81.5%が上昇、前日比7円44銭高の2万7229円48銭と4営業日ぶりに小反発。東証プライムの出来高は13億4537万株、売買代金は2兆9621億円。騰落銘柄数は値上がり1498銘柄、値下がり307銘柄、変わらず32銘柄。市場は、米金融システムに対する疑心暗鬼もあり買いにくい相場だ。ボラティリティー(価格変動性)が高まればポジション調整売りが出てもう一段の下げにつながる可能性もあると厳しい見方のようだ。


15日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=134円台半ばで推移している。米長期金利の上昇一服を受けて午前中はドル売り・円買いが優勢となった。昼ごろには134円ちょうど近辺まで下落したが、その後はドルを買い戻す動きに支えられ朝方の水準まで持ち直した。日経平均株価が終盤にマイナス圏へ沈むとドル売りが再び強まりドル・円は上値が重くなったが、下値は限られた。

 

週中の個別は、日経平均が上げたことからすべてプラス、三菱UFJが4%台の後半、三菱重工が2%台の後半、ホンダ、コマツ、パナソニックが1%台、トヨタだけが蚊帳の外で小幅だった。米金融の倒産はそれほどの影響はないようでほっと一息ではある。ただ米金融システムに対する不信感はあるようで積極的に株に買いが入る状況でもないようだ、・・(◎_◎;)。

 

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