日経平均は4日続伸、7日の米株は5日ぶり大幅反落、パウエルFRB議長が利上げペース加速の可能性などに言及したため警戒感から売りが先行、米株安を引き継いで日経平均は71.95円安からスタート、前日から1円超も進んだ円安を支援要因に早々に切り返すとプラスに転換するも香港株の大幅下落なども重しとなり、心理的な節目の28500円手前では上値が重くなったが、じわじわと進む円安を追い風に後場に再び強含むと大引け直前に28469.41円(160.25円高)とこの日の高値を付け、日経平均は前日比135.03円高の28444.19円となった。東証プライム市場の売買高は11億677万株、売買代金は2兆7203億円だった。セクターでは陸運、小売、不動産が上昇率上位となった。一方、鉱業、非鉄金属、石油・石炭が下落率上位となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の67%、対して値下がり銘柄は28%だった。
8日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は米国の利上げペースが拡大するとの観測が広がりドル買い・円売りが進んだ。一時2022年12月15日以来約3カ月ぶりの高値となる1ドル=137円90銭前後まで上伸したが、終盤は利益確定売りに押され137円台半ばで推移している。午後5時現在137円47~48銭と前日(午後5時、135円74~75銭)比1円73銭の大幅ドル高・円安。
週中の個別は、上げ下げともに小幅で推移の様だ。トヨタと三菱UFJが小幅に下げたが、それ以外は上げ、しかし、コマツが1%台以外はホンダ、三菱重工、パナソニックともに小幅だった。いずれにしても国内に材料がないので米国の様子と為替などを見て売り買いを決めているのだろう、・・(◎_◎;)。
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