ウクライナ国防省情報総局は2月27日、ロシア軍が高精度な巡航ミサイルの不足に陥り、ウクライナのエネルギー施設などを標的にした攻撃の手法見直しを余儀なくされているとの分析を明らかにした。侵略1年の節目だった24日前後には露軍による大規模なミサイル攻撃が取りざたされたが実施されなかった。在庫不足が影響した可能性がある。
情報総局の幹部は27日、地元通信社に、露軍が投入可能な巡航ミサイルの数が「100発以下」に減少している一方、消費量が露国内で生産可能なミサイル数を上回っていると指摘した。26~27日の首都キーウなどへの攻撃では、自爆型無人機を夜間に飛行させ、ウクライナ軍の迎撃ミサイルの消耗を狙ったとしている。
ベラルーシの首都ミンスク近郊のマチュリシチ空軍基地で26日に起きた露軍のA50空中警戒管制機を狙った破壊工作も痛手となりそうだ。A50はウクライナの防空網の把握に使用される。英国防省は28日、就役中の同型機は本来6機だけで、露軍の航空作戦も制限されるとの分析を発表した。
一方、プーチン露政権は米欧にウクライナへの軍事支援を停止させるため、核の威嚇を強めている。メドベージェフ前大統領は27日、露有力紙イズベスチヤへの寄稿論文で「ロシアのない世界は不要だ」と主張し、米国などが政権の転覆に乗り出せば、核使用に踏み切る姿勢を暗示した。
タス通信などによると、プーチン大統領の故郷、露西部サンクトペテルブルクで28日、空港一帯の半径約200キロ・メートルの空域が一時的に緊急閉鎖された。未確認飛行物体が飛来したためとの情報がある。
ロシア軍、巡航ミサイル不足で攻撃手法見直しか…「未確認飛行物体」で一時空域閉鎖(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
ロシアに対する経済制裁はさほど効果を上げていないようだが、ハイテク製品はさすがに西側からの輸入品のようなものは作れないのでハイテク兵器は徐々に枯渇しているようだ。それでも性能が劣っているものは作れるそうなので精度が劣るミサイルはできるかもしれない。ウクライナ侵攻も開始から1年が過ぎて停戦交渉などが議題に上がっているが、ウクライナにすれば東部4州からのロシア軍の完全撤退は譲れないだろうし、ロシアも独立を宣言した4州は手放せないだろう。そうするとまだまだ停戦交渉の条件は整ってはいないだろう。停戦交渉は相当に厳しいだろう。ロシアはプースケがいる限り侵攻はやめないだろう。そして負けそうになったら核を使うかもしれない。ロシアが核を使ったら米国は通常兵力でウクライナにいるロシア軍を掃討すると脅しているようだから核戦争になるかもしれない。唯一の救いはプースケが死ぬかクーデターでも起きて排除されることだろうか。世界平和のためだ、プースケ、消えろ、・・(-_-メ)。
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