ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ侵攻を巡り「代理戦争」の様相を示している西側諸国との対立について「彼らの目的はただ一つ、旧ソ連とその主な構成国であるロシアを解体することだ」と主張した。もしそうなれば、民族として「ロシア人」が消滅する恐れがあると述べ、国民に危機感を訴えた。

26日放映の国営テレビのインタビューで語った。質疑応答は22日、モスクワのルジニキ競技場で「祖国防衛者の日」(23日)に合わせた大規模な官製集会に参加後、収録された。プーチン氏はこの中で「国民の団結」を強調し、これこそが勝利の条件とも発言した。

開戦1年に際し、プーチン氏はロシアによる侵略を西側諸国からの「祖国防衛」にすり替える世論工作を強化している。今回はさらに民族の存亡を懸けた自衛戦争だと捉え、国民が団結して長期戦に備える布石を打った可能性がある。

 

西側、狙いはロシア解体 「団結」が勝利の条件 プーチン氏(時事通信) - Yahoo!ニュース

 

西側はロシアの解体など考えてはいない。単に武力による国際社会の現状変更を阻止するためだろう。武力による国家間の現状変更を認めてしまったら世界は戦争だらけになってしまう。特に中国の台湾侵攻が現実味を帯びてくるだろう。だからロシアがウクライナから完全撤退して武力によるウクライナ侵攻を中止すれば西側も段階的に経済制裁を解除して行くだろう。プースケは祖国防衛を声高に言うが、祖国防衛ではなくプースケ自身の自己防衛のためではある。騙されてはいけない、・・(-_-メ)。

 

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