24日の日経平均株価は、現地23日の米株が上昇したことで朝方から買いが先行、フィラデルフィア半導体株指数が上昇したことや台湾TSMCによる日本で2番目の工場建設が報じられたことで半導体関連銘柄を中心に堅調な値動きとなり午前10時20分には同361円58銭高の2万7465円90銭を付け、その後も堅調、また次期日銀総裁候補の植田和男氏に対する所信聴取が行われ、金融緩和策の継続などが明らかとなり過度な警戒感が後退したことで後場も買い優勢でスタート、中だるみもあったが、取引終了にかけて引き締まり、午前10時20分に付けた、今日の高値2万7465円90銭に迫る格好となり、前日比349円16銭高の2万7453円48銭と3日ぶりに大幅反発して取引を終えた。東証プライムの出来高は12億3456万株、売買代金は3兆339億円。騰落銘柄数は値上がり1333銘柄、値下がり441銘柄、変わらず61銘柄だった。市場は、業績予想への警戒感があり積極的に買い進みにくく来週も様子見姿勢が続きそうだと先行きはさえないようだ。

24日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=134円台半ばで推移している。日銀総裁候補の植田和男氏が所信聴取で現行の日銀による大規模な金融緩和策が適切との見方を示したためドル・円は一時134円90銭台まで上昇したが、一巡後は失速。事実上の「5・10日」に伴い国内輸出企業によるドル売り・円売りも観測されて134円ちょうど近辺まで下落する場面もあった。その後再びドル買いの勢いが強まったが、上値は限られた。今晩の米国で1月PCEコアデフレーターの発表を控えていることから様子見ムードが強まった。

 

週末の個別は日経平均が大幅に上げた割にパッとしない。トヨタが小幅に下げ、三菱UFJは1%台の下げ、一方でパナソニックは1%台、ホンダ、三菱重工、コマツは小幅に上げているが、日経平均には到底追っついていない。相変わらず米国追随で国内には材料がなく市場の見方もさえないようだ、・・(◎_◎;)。

 

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