10日の日経平均株価は、始まりはこの日の日経平均先物ミニ・オプション2月限SQ(特別清算指数)算出に絡んだ買いが先行、一旦伸び悩んだが、好業績株物色を支えに強調子となり一時2万7814円02銭(前日比229円67銭高)まで上昇したが、買い一巡後は利益確定売りや戻り売りに抑えられ、香港ハンセン指数などアジア株安が重しともなるなど後場後半に向けて上げ幅を縮小、大引けにかけては持ち直したが、戻りは鈍く、前日比86円63銭高の2万7670円98銭と4日ぶりに反発。東証プライムの出来高は13億9618万株、売買代金は3兆4509億円。騰落銘柄数は値上がり808銘柄、値下がり946銘柄、変わらず82銘柄。
10日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=131円台後半で推移している。午前中は方向感が乏しかった。事業会社の決済が集中する「5・10日」に伴い朝方は国内輸入企業による実需のドル買い・円売りが観測されたが、積極的に上値を追うような動きは見られず上値では戻り売りに押された。午後日銀の雨宮副総裁が国会で答弁。「現時点でイールドカーブコントロールのさらなる柔軟化は必要ない」「出口戦略の議論は時期尚早」などと発言する中、ドル・円はやや強含みで推移したが、終盤は失速した。
週末の個別は、トヨタ、ホンダの輸送機器メーカーが下落、トヨタは1%台、ホンダは小幅だった。上げたのは三菱UFJとコマツが1%台、三菱重工が小幅、パナソニックはかすかに上げている。日銀新総裁はマイナス金利は正しいし、今後も必要と言っているが、馬鹿の一つ覚えではなくもう少し細やかな対応をしてほしいところではある、・・(^_-)-☆。
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