9日の日経平均株価は、朝方から売りが先行、午前9時12分には同181円77銭安の2万7424円69銭と今日の安値を付けるが、売り一巡後はやや下げ渋るも午後1時25分にトヨタが23年3月期第3四半期(22年4-12月)累計決算(IFRS)を発表、営業利益が市場予想平均を上回り23年3月期の通期業績予想も据え置かれたことが支えとなり買い戻す動きが強まり日経平均株価は上げに転じる場面もあり、決算発表が本格化する中で好業績銘柄への個別株物色も継続され、前日比22円11銭安の2万7584円35銭と3日続落して取引を終えた。東証プライムの出来高は10億4373万株、売買代金は2兆5791億円。騰落銘柄数は値上がり980銘柄、値下がり761銘柄、変わらず95銘柄だった。市場は、直近で米国株が大きく値を戻す中で日本株は戻りが鈍かっただけに底堅さにつながったようだと堅実な動きに一安心のようだ。


9日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=131円台半ばで推移している。朝方に国内輸入企業による実需のドル買い・円売りにより一時131円80銭近辺まで上昇。ただ手掛かり材料難で追随する動きは見られず一巡後は上げ幅を縮小、値を消した。来週の米1月CPI(消費者物価指数)や日銀総裁人事への関心も高く様子見の材料になっているとの見方もあって午後は方向感の乏しい展開となった。

 

週中の個別はさほどの動きはなかった。トヨタ、三菱重工、三菱UFJ、パナソニックが小幅に上げたが、コマツは変わらず、ホンダだけが小幅に下げている。この先も特に材料もなく決算を見ながら個別の優良株物色が続くのだろう。あとは日銀総裁人事だろうか。今度はもう少しバランス感覚のある人物がいいと思うがねえ、一発屋はやめて、・・(^_-)-☆。

 

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