8日の日経平均株価は、7日の米株高を支えに寄り付き後まもなく2万7719万45銭(前日比33円98銭高)まで強含んだが、買いは続かず直後に円高・ドル安や決算悪のソフバンGの株価急落などが重しとなって下げに転じ、先物にまとまった売りが出たこともあり前場の早い段階で2万7458円53銭(同226円94銭安)まで下落、一巡後は押し目買いの動きとなり大引けにかけて下げ渋り、前日比79円01銭安の2万7606円46銭と続落。東証プライムの出来高は10億9500万株、売買代金は2兆7877億円。騰落銘柄数は値上がり993銘柄、値下がり744銘柄、変わらず99銘柄。


8日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=131円台前半で推移している。イベントに出席したパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の発言内容が想定ほどタカ派的ではなかったと受け止められ序盤はドル売り・円買いが先行、130円70銭近辺まで下落したが、一巡後はドルが買い戻され昼前には131円台前半まで値を戻した。積極的にドルを買うような動きも見られず午後はほぼ横ばいで推移した。

 

三菱重工のスペースジェット開発中止で予想はしていたが脱力感が走った。これで日本はもう主体的に旅客機を開発することはできないだろう。すそ野の広い先端技術産業を一つ失ったことは誠に残念だが、三菱重工も屋台骨が傾くほど注力した結果なので仕方がないだろう。YS11以来50年の空白はあまりにも長すぎた。また三菱重工はその空白に対する認識が甘かったようだ。スペースジェットは素性のいい飛行機だろう。デモ飛行を見ていてそう思った。しかし「素性のいい飛行機=いい旅客機」ではなかった、・・(>_<)。

 

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