25日の日経平均株価は、始まり前日に3連騰した反動で利益確定売りが先行、2万7175円88銭(前日比123円31銭安)と安く寄り付いたが、その後は先物に断続的な買いが入り上げに転じ、後場は先物主導で上げ幅を拡大、一時2万7473円90銭(同174円71銭高)まで上昇する場面があったが、買い一巡後は伸び悩み大引けにかけて2万7400円割れ水準でこう着、東証業種別株価指数(全33業種)では鉄鋼、海運、電気・ガスなど31業種が値上がり、東証プライム銘柄では全体の62.3%が上昇、前日比95円82銭高の2万7395円01銭と4営業日続伸。東証プライムの出来高は9億9044万株、売買代金は2兆5255億円。騰落銘柄数は値上がり1146銘柄、値下がり604銘柄、変わらず87銘柄。市場は、後場序盤の一段高は先物主導によるインデックス買いの影響が大きい。特段の理由は見当たらずテクニカルや需給面での機械的な買いと見られる。決算シーズン入りでまずは業績内容を見極めてから動くというのが基本だろうと優良株個別物色傾向のようだ。
25日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=130円台半ばで推移している。午前中は「5・10日」ということもあり国内輸入企業による実需のドル買い・円売りにより強含む場面もあったが、一巡後は上げ幅を縮小するなど方向感の乏しい展開となった。昼前から米長期金利が時間外で下げ止まったこともありドル・円は再び上げ基調を強めたが、上値は限られた。
週中の個別はコマツとパナソニックが1%台、ホンダ、三菱重工、三菱UFJが小幅に値を上げているが、トヨタだけが小幅に下げている。相場は4連騰だが、これと言った材料があるわけでもないのでそろそろ利益確定で下げるだろう。この先3月末までは決算眺めの優良企業の個別物色になるだろう、・・(^_-)-☆。
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