1日の日経平均株価は、昨日11月30日までに4日続落していた反動や30日の米株高などで買いが先行、これと言った材料がない中で中国株、台湾や香港株が堅調に推移したことやファンドによる再投資資金の流入期待も支えとなり、午前9時8分には同454円47銭高の2万8423円46銭を付けたが、一方で戻り待ちの売りも出て取引終了にかけ上げ幅を縮小、反発はしたが、今日の安値で取引を終え、前日比257円09銭高の2万8226円08銭と5日ぶりに大幅反発した。東証プライムの出来高は12億4498万株、売買代金は3兆1404億円。騰落銘柄数は値上がり620銘柄、値下がり1150銘柄、変わらず66銘柄だった。市場は、先高期待が高まりつつあるが、米国で現地1日には10月個人所得・個人支出が、2日は11月雇用統計の発表を控えることから積極的にポジションを取りにくいと米国にらみのようだ。
12月1日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=136円台前半で推移している。パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長のハト派的な講演内容を受けて米利上げペースの鈍化観測が強まりドル売り・円買いが優勢となった。午前10時前には137円を割り込み136円50銭近辺まで下落。一旦は下げ止まり昼すぎにかけては136円台半ばでもみ合ったが、午後2時すぎにドル売りが強まり前場の安値を下回る場面があった。
日経平均が上げた割には個別は渋かった。パナソニックが小幅に上げただけで他は全滅、三菱重工が2%台、コマツが1%台で機械系は全滅、三菱UFJも概ね1%の下げ、トヨタ、ホンダも小幅に下げた。それにしても国内に材料のない市場取引が長く続いている。これも後手後手政府と能無し日銀総裁のせいだろう。何とかならんか、この後手後手政策と能無し日和見金融政策は、・・(>_<)。
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