9日の日経平均株価は、市場が開くと8日の米株高を支えに買いが先行、前場早々に2万7926円52銭(前日比54円41銭高)を付けるが、約2カ月ぶりの高値水準とあって戻り売りや利益確定売りが出て下げに転じ、午後になると売りが先行、下げ幅を広げるが、香港株安が重しとなったようで後場終盤には2万7688円86銭(同183円25銭安)まで下落、一巡後の戻りは鈍く引けにかけて安値圏で推移、前日比155円68銭安の2万7716円43銭と3日ぶりに反落。東証プライムの出来高は12億8177万株、売買代金は3兆3915億円。騰落銘柄数は値上がり880銘柄、値下がり865銘柄、変わらず92銘柄。市場は、米中間選挙の行方をにらんで昨日しっかりと上げて大方織り込んだと見られる。日経平均が2万8000円を視野に入れたことで利益確定売りが出やすく香港株安が重しとなった面もあるようだと言う。

9日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=145円台半ばで推移している。朝方は145円台前半まで下落したが、国内輸入企業による実需のドル買い・円売りもあって145円台後半まで持ち直した。ただ米中間選挙の開票が進む中で積極的にポジションを傾けるような動きは見られずドル買いも一服すると次第に上げ幅を縮小。昼ごろには145円台前半まで調整したが、午後は下げ渋った。

 

週中の個別は、コマツがかすかに上げた他はすべて下落、三菱重工とパナソニックが1%台、トヨタ、ホンダ、三菱UFJが小幅に下げている。米国は選挙の結果見たさの様子見だろうから結果が出た後に市場が動くだろう。それにつれて日本の相場も追従するのだろう。何でもかんでも米国様ではこれも困ったものではあるが、米国様がなければ夜も日も明けないような状況でお上は後出し、日銀は能無しだから仕方がないのだろう、・・(>_<)。

 

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