16日後場の日経平均株価は朝方は、米利上げ加速への警戒感から15日の米株が下落したことで売りが先行、先物に断続的な売りが出て下げ幅を拡大、一時2万7525円68銭(前日比350円23銭安)まで下落、売り一巡後は下げ渋ったが、上値は抑えられ、後場は前場終値2万7574円58銭(前日比301円33銭安)近辺でもみ合い商状が続き、週末で3連休を控え様子見気分となり前日比308円26銭安の2万7567円65銭と大幅反落。東証プライムの出来高は14億1756万株、売買代金は3兆4047億円。騰落銘柄数は値上がり551銘柄、値下がり1233銘柄、変わらず53銘柄。市場は、前場は米株安を受けてポジション整理が進み後場は3連休を前に様子見だ。来週のFOMC(米連邦公開市場委員会)で想定線の0.75%利上げが打ち出されると調整が先行していただけにアク抜けにつながる可能性があると利上げ確定に希望をつなぐ見方もあるようだ。

 

16日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=143円台前半で推移している。序盤は米長期金利の低下を受けてドル売り・円買いが優勢となりドル・円は143円ちょうどを割り込む場面があった。日本の当局による介入への警戒もドル・円の重し。鈴木財務相の記者会見での円相場に対する発言が従来と同じものだったこともあってドルを買い戻す動きが強まりドル・円は持ち直したが、連休を前に積極的な動きは見られなかった。

 

週末の個別は三菱UFJが1%台と値を上げた他はすべて下落、三菱重工が2%台、ホンダ、コマツが1%台、トヨタとパナソニックが小幅だった。円安も日銀は完全に能無しだし、政府も何となく「まずかったら手を打とうかな」みたいなことを言って全く頼りない。円安がメリットがあるなら「これでいいんだ」とはっきり言えばいいし、何かしら対策を講じるなら「これこれこうする」とはっきり言えばいい。今の政府のメンバーは総理以下何となく「やります」程度でなんともはっきりしない。これこれこうだから政府としてはこうするんだとはっきり言えばいい。だから支持率が下がるんだ。安部ちゃん同情ムードに相乗りしようとしたら死者に足をすくわれてしまった。それは態度を明確にしないからではあるが、・・(^。^)y-.。o○。

 

日本ブログ村へ(↓)