5日後場の日経平均株価は、米金融引き締め長期化への警戒感が根強く前週末の米株が下落したことで売りが先行、先物売り交えて下げ幅を広げ、前場前半には2万7511円68銭(前週末比139円16銭安)まで値を下げ、一巡後は持ち直し、後場入り後に一旦上げに転じ、時間外取引での米株先物高が支えとなり一時2万7673円44銭(同22円60銭高)まで強含むも買いは続かず、引けにかけて小安い水準で推移、5日の米国市場が祝日で休場となることもあり商いに乏しく前週末比31円23銭安の2万7619円61銭と小幅に4営業日続落。東証プライムの出来高は8億1192万株、売買代金は1兆9985億円。騰落銘柄数は値上がり687銘柄、値下がり1085銘柄、変わらず65銘柄。市場は、今晩の米国市場は休場で手掛かり材料に乏しい。テクニカル面で日経平均は200日線がサポートラインとして意識されるが、これを下抜けるようだとそれなりの調整があるかもしれないとやはり米国頼みのようだ。
5日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=140円台前半で推移している。ロシアによる主要ガスパイプライン「ノルドストリーム」の稼働停止を受けてユーロ売り・ドル買いが強まり朝方には円に対してもドル買いが加速してドル・円は一時140円50銭近辺まで上昇した。その後は国内輸出企業によるドル売り・円買いが観測されて上げ幅を縮小したが、昼前にかけて持ち直し、午後は140円台前半でもみ合った。
週明けの個別は上げ下げまちまち、三菱重工が1%台、コマツと三菱UFJが小幅に上げているが、パナソニックは1%台の下げ、トヨタとホンダは小幅に下げている。株価は相変わらず米国頼み、為替は無策で1ドル140円台、円安もいいことがあるが、行き過ぎてはいけない。能無し無策日銀は打つ手もないのだろう。経済の拡大には市場に流れる金を増やさないといけない。金利を下げて金を貸してやると言ってもやはり返さないといけない金、借り手は考えるだろう。それよりも給料を増やしてやればもらった金だから気兼ねなく使うだろう。日本経済を成長させるには給料を上げてやるしかない。いつまでもバブル崩壊の亡霊に怯えている場合ではないだろう、・・(^。^)y-.。o○。
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