17日の日経平均株価は、16日の米小売大手の好決算を背景にした米株高や円安などを支えに買いが先行、前場終盤にかけて伸び悩む場面もあったが、下値は限定、後場入り後は先物に断続的な買いが入り上げ幅拡大の流れとなり、前日比353円86銭高の2万9222円77銭と大幅反発し、高値で引けた。2万9000円台回復は1月5日(終値2万9332円16銭)以来、約7カ月ぶり。東証プライムの出来高は11億3529万株、売買代金は2兆8671億円。騰落銘柄数は値上がり1445銘柄、値下がり335銘柄、変わらず58銘柄。市場は、需給相場だ。日本に何か手掛かり要因があって上がっている訳ではなく米株が週末のSQ(特別清算指数)算出に向けて買い戻しによって上昇している流れにツレ高していると見ている。それを通過すれば反動安のリスクがあると米株高連動に警戒のようだ。
17日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=134円台前半で推移している。手掛かり材料難の中、今晩のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨の公表を前にポジション調整によるドル売り・円買いが先行。またNZ中銀が政策金利の引き上げを発表するとNZドルに対するドル売りが対円にも波及。ドル・円は一時133円90銭近辺まで下落した。昼すぎにかけて下げ渋ったものの午後は見送りムードが強まりほぼ横ばいで推移した。
週中の個別はすべてプラス、トヨタ、ホンダ、パナソニックが2%台、三菱重工、三菱UFJが1%台、コマツだけが小幅だった。持ち株もすべてプラスになって今処分すれば大幅黒字だが、まあ儲けるためにやっているわけじゃないのでいいだろう。ただ米株高に追随しているだけで国内に材料があるわけではないのでまたいつひっくり返るか分からない。この辺が日本株の弱点(vulnerable point)だろう。こんなことをしているから30年もGDPが成長しないんだろう。困ったものではある、・・(^。^)y-.。o○。
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