20日の日経平均株価は、始まり前週の東京株式市場で株価が急落したことで自律反発狙いの買いが先行、円安も支えとなり2万6156円62銭(前週末比193円62銭高)と高く寄り付いたが、米欧中銀の金融引き締めによる世界景気の減速懸念で次第に軟化、先物売りを交えて軟調に推移、前引け近くには2万5520円23銭(同442円77銭安)まで下落、一巡後は買い戻しに大引けにかけて下げ渋ったが、戻りは限定され、東証プライム銘柄の77%が下落するなど前週末比191円78銭安の2万5771円22銭と続落。東証プライムの出来高は11億7784万株、売買代金は2兆7163億円。騰落銘柄数は値上がり363銘柄、値下がり1432銘柄、変わらず43銘柄。市場は、後場は一部に買い戻す動きがあっても全体に広がらない。景気後退への警戒感が強く当面は落ち着きどころを探る展開かと先行きを模索のようだ。


20日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=134円台後半で推移している。朝方はドル買い・円売りが優勢となり135円40銭近辺まで上昇したが、国内輸出企業による実需のドル売り・円買いにより次第に軟化。世界的な景気減速懸念もあり日経平均株価が下落する中でリスクオフの円買いも優勢となりドル・円は弱含みの展開となった。昼ごろには134円70銭近辺まで下落したが、日米金利差拡大が意識される中、米国が休場ということもあって積極性は乏しく午後は下げ渋った。

 

週明けの個別はまあトヨタ、ホンダの輸送機器系が値を上げている。トヨタが1%台、ホンダは小幅、逆に機械系がいけない。三菱重工は9%台まで値を落としているが、今までが高すぎたんだろう。コマツも5%台、パナソニックが2%台、三菱UFJはほんのわずか値を下げた。世の中、新型コロナだの戦争だのとろくなことがない。おまけ日銀は無能無策で身動きが取れないし、企業は自分の生き残りだけを考えて全体を見ない。給料上げてやらなきゃ消費は増えない。消費が増えなければ企業も萎んでいく。内部留保もいいけど少しくらいは賃上げに回せばいいだろう。1億総貯め込みで共倒れでもする気だろうか、・・(^。^)y-.。o○。

 

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