航空自衛隊小松基地(石川県)所属のF15戦闘機が1月、離陸直後に墜落してパイロット2人が死亡した事故で、空自が事故原因として、飛行中に平衡感覚を失う「空間識失調」が起きたと推定していることが2日、関係者への取材で分かった。引き揚げた機体の分析など調査を進めたが、明確な異常は見つからなかったという。

空間識失調は、パイロットが飛行中に機体の上下の姿勢や方向などを錯覚する現象。2019年に空自三沢基地のステルス戦闘機F35Aが墜落した事故でも、空自は空間識失調が原因と推定している。

 

F15墜落、空間識失調発生か パイロット2人死亡、事故原因推定(時事通信) - Yahoo!ニュース

 

2名の搭乗員が搭乗していて空間識失調と言うのもちょっとあり得ないように思うが、おそらく一等空佐はパイロット資格を維持するための飛行で機体の操縦からは遠ざかっていたのだろうから空間識失調に陥ったのだろうか。一等空尉はレーダー操作とか他の業務に集中してたのだろうか。人間はどれほど熟達しても完璧はあり得ないし、空間識失調は誰にも起こり得ると言うが、熟練パイロットを2名も失ったことは誠に残念ではある。改めて冥福を祈る。

 

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