26日の日経平均株価は、米長期金利の低下を背景に25日の米株が上げたことから買いが先行、前日の大幅続落の反動も出て一旦伸び悩むこともあったが、先物買いを交えて切り返し、昼休みの時間帯に香港ハンセン指数や中国株が上げて背中を押し、後場前半には2万6808円99銭(前日比218円21銭高)まで上昇、半導体関連株やソフバンG、エムスリーなどのグロース(成長)株中心に値を上げ、指数高につながったが、買い一巡後は引けにかけて上値が重くなり、前日比109円33銭高の2万6700円11銭と3営業日ぶりに反発。東証プライムの出来高は10億3450万株、売買代金は2兆5854億円。騰落銘柄数は値上がり1105銘柄、値下がり659銘柄、変わらず74銘柄。市場は、大幅続落後の戻りは力不足で直近の『マド』(日経平均で22日安値2万6904円-週明け25日高値2万6764円)埋めも届かない。決算に大型連休、FOMC(米連邦公開市場委員会)を控え、積極的には動けないと慎重のようだ。


26日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=128円ちょうど近辺で推移している。朝方は中国の景気減速懸念に加え国内輸出企業によるドル売り・円買いも観測され朝方に127円35銭近辺まで下落した。その後127円台半ばでもみ合ったが、米長期金利が再び上昇基調を強めたことから次第にドル買いが強まり昼すぎには128円20銭近辺まで持ち直すなどやや荒い動きとなった。

 

日経平均は上げているが、個別はパッとしない。パナソニックが1%台と上げただけでホンダとコマツはほんのわずか値を上げている。トヨタ、三菱重工、三菱UFJは小幅に下げている。3日続落後にしては戻りの勢いが弱いが、ロシアのウクライナ侵攻も収集の見通しがなく、物価高も留まるところを知らず、コロナも終息の気配が見えないでは勢いもつかないだろう、・・(^。^)y-.。o○。

 

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