8日の日経平均株価は、始まり7日の米株高や前日の大幅続落(合計899円41銭安)の反動で買いが先行、前場の早い段階で2万7185円23銭(前日比296円66銭高)まで上昇したが、その後は先物売りを交えて下げに転じ、一時2万6764円36銭(同124円21銭安)まで下落したが、一巡後は持ち直し、後場入り後には再度プラス圏入りし、大引けにかけて強含み歩調、特に精密株や情報通信株などが堅調で前日比97円23銭高の2万6985円80銭と3日ぶりに反発。東証プライムの出来高は12億7096万株、売買代金は3兆1093億円。騰落銘柄数は値上がり959銘柄、値下がり823銘柄、変わらず57銘柄。市場は、日経平均は25日線で下げ止まった格好だが、先行きは心もとない。米国での利上げ、QT(量的引き締め)は重しで打ち負かすほどの買い材料はなく調整含みと見ているそうだ。
8日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=123円台後半を中心に下方向へ往って来いの展開となった。朝方1ドル=124円10銭近辺だったドル・円は日銀が金融緩和策の修正に動くとの観測が広がり、軟化。国内輸出企業からのドル売り・円買いも入り、一時123円67銭まで下押しした。その後は日経平均株価がマイナス圏からプラス転換する流れを背景にドルを買い戻る動きが強まりドル・円は一時124円をタッチしたが、上げは限定的でドル・円は124円にキャップされている。15時現在123円96銭となっている。
週末の個別は、日経平均が上げた割にはショボい結果に終わった。上げたのはコマツが2%台、三菱重工が小幅に上げただけだった。下げたのはトヨタが3%台、ホンダ、三菱UFJ、パナソニックが小幅だった。ロシアのウクライナ侵攻で燃料を始め、小麦などの値上がりが必須で新型コロナの第7次感染爆発の恐れもあり、世の中混とんとして見極めが効かない。米国の利上げで円安が進行、日銀は何時まで経っても無能でまた日本経済は停滞の恐れすらあるのは嘆かわしいことではある、・・(^。^)y-.。o○。
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