ウクライナの首都キエフで9日、領土防衛隊の新たな志願兵が兵器の使い方の訓練を受けた。ロシア軍の戦車に穴をあけるための兵器だ。アレックスという名前の教官は、ロシア軍がキエフ制圧を試みる時、これらの志願兵は立ち向かう準備ができていると述べた。
「ロシア軍はキエフに入ることはできても、出ることはできない。皆ここで焼き尽くされるんだ」
ロシアによるウクライナ侵攻の当初は、キエフがすぐに陥落すると多くの人が予想していた。しかし、ロシア政府が「特別軍事作戦」と呼ぶ侵攻から2週間が経過する中、ロシア政府の軍事的失策とウクライナの粘り強い抵抗により、キエフ陥落は実現していない。
キエフ州知事のオレクシー・クレバ氏は「もちろん、敵がキエフを制圧しようとしていることは、十分に理解している」と語った。「彼らは2、3日でキエフ制圧を目指していたが、すぐにはできなかった。これはよく知られた事実だ。彼らが失敗したのは、私たちの街、国を守るために立ち上がった私たちの軍隊と一般市民の英雄的な行動によるものだ」
クレバ氏は今後見込まれる戦いについて「私たちにとって、これは『審判の日』だ。善と悪との戦いだ。いずれにせよ、私たちは死ぬだろう。でも彼らに私たちの街を奪わせない」と述べた。
ウクライナの決意を示す音楽やシンボルは街のあちこちにある。9日には、残っているキエフ・クラシック交響楽団の団員がウクライナ国歌とEUの歌を演奏。ウクライナのテレビで生中継された。指揮者はこのコンサートが平和のための行動だと語った。平和のために祈ること、戦いに備えること、それがここでのメッセージだ。
「ロシア軍は入ってこれても出られない」、総攻撃に備えるキエフ(ロイター) - Yahoo!ニュース
ウクライナの戦意がこれほどと言うのはプーチンも読めなかっただろう。ただ多勢に無勢、国力の差もあるので侵攻したロシア軍を押し返すことはできないだろう。しかしロシアにしても1日2兆4千億円とか言う莫大な戦費をどう賄うんだろうか。日本の防衛費など2日で底をついてしまう、GDPは日本の三分の一程度、しかも世界から経済制裁を受けてじわじわと締め付けられている。蓄積したものを払い出してもそうそう長くは持たないだろう。プーチンはウクライナの次はベラルーシ、そしてさらにバルト3国(リトアニア、エストニア、ラトビア)も狙っていると言う。核大国が自らの欲望で動き出すと国際社会はそれを止めることができないのか。何とかならんか、この問題、・・。プーチン、心筋梗塞でも起こして頓死しないか、・・(^。^)y-.。o○。
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