ドイツは26日、ロシア軍侵攻の懸念が高まるウクライナに対し、武器ではなくヘルメット5000個を供与すると発表した。ドイツは対立をあおるとして、ウクライナへの武器供与を拒否している。ドイツのクリスティーネ・ランブレヒト(Christine Lambrecht)法務相は、ウクライナへの連帯を示す「非常に明確なシグナルだ」と述べた。
一方、ウクライナの首都キエフのビタリー・クリチコ(Vitali Klitschko)市長は独日刊紙ビルト(Bild)に対し「言葉を失った」と失望を示した。クリチコ氏は「われわれが対峙(たいじ)しているのが装備の整ったロシア軍で、いつ侵攻が始まってもおかしくないことを理解していない」とドイツを批判。「ヘルメット5000個なんて冗談もいいところだ」「次は何を送るつもりだ? 枕か?」と皮肉った。
ドイツ国内からも批判の声が上がり、ソーシャルメディアでは2019年の自転車用ヘルメット普及啓発キャンペーンの画像とスローガン「見た目はくそだが命を救う」を使ったミームが拡散した。【翻訳編集】 AFPBB News
独、ウクライナにヘルメット5000個供与 内外から批判や失望(AFP=時事) - Yahoo!ニュース
かつてはNATO最強だった西ドイツ軍も今では戦車は動かない、戦闘機は飛べない、海に乗り出す軍艦もないと言った体たらくのようだ。演習をやろうにも装甲車が動かないので街乗りで使うミニバンを代わりに使うと言った状態で一体かつての精強ドイツ軍はどこにいてしまったんだ状態だそうだ。予算不足と言う話もあるが、予算は日本以上に使っているようだ。要は過度の軍縮で大量の熟練兵士を失い、軍の維持運用ができなくなってしまったというのが本当のところのようだ。組織を動かすのはものではなくて人なのでそれを切り捨ててしまっては組織は維持運用ができなくなってしまう。それにしても大国の侵略におびえている国にヘルメットを供与するというのもずいぶんと能天気な話で供与を受ける方は肩透かしもいいところだろう。それならば金でくれよと言いたくなるかもしれない。まあ自国の軍隊の装備が使い物にならないのだから他国に供与する兵器などないのかもしれないが、それにしてもの話ではある、・・(^。^)y-.。o○。
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