30日の日経平均株価は、始まりから昨日29日の弱い動きが継続、先物に断続的な売りが出て、327円39銭安の2万8579円49銭を付けたが、その後は押し目を拾う動きが出て下げ幅を縮小、後場には様子見ムードが広がり、取引終了にかけて売り圧力が強まる格好となり、後場の安値で取引を終え、前日比115円17銭安の2万8791円71銭と続落し、大納会の取引を終了。大納会としては1989年の終値(3万8915円87銭)以来、32年ぶりの水準を回復した。東証1部の出来高は7億2984万株、売買代金は1兆8438億円。騰落銘柄数は値上がり735銘柄、値下がり1333銘柄、変わらず115銘柄だった。市場は、年末年始の休場期間を前に敢えてリスクを取りたくないと様子見ムードが広がったと見るようだ。
30日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=115円ちょうどを挟み、小幅なもみ合いとなった。日経平均株価が売り先行となったものの押し目買いが入って下げ幅を縮める展開を背景に朝方のドル・円は114円95銭近辺からジリ高となり115円台に浮上。仲値決済で国内輸入企業からのドル買い・円売りが入ったこともドル・円をサポートした。その後は日経平均株価がプラス転換しそうでしない上値の重たさが残る中、ドル・円は小じっかりした動きで推移。株式市場の大引け間際には一時115円12銭まで上値を伸ばす場面があった。15時現在115円11銭となっている。
大納会の個別はトヨタ、ホンダ、三菱重工、三菱UFJ、コマツ、パナソニックともにすべて小幅安で引けている。まあこれと言った材料もないし、新型コロナ感染拡大も不気味だし、市場も様子を見たいと言うことだろうか。来年はせめて新型コロナが終息するといいのだが、なかなかしぶといウィルスではある、・・(^。^)y-.。o○。
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