女優の神田沙也加(かんだ・さやか)さんが18日に札幌市内の宿泊先ホテルの高層階から転落し、同日午後9時40分に搬送先の病院で死去したそうだ。芸能界音痴なのでこの人のことは知らないが、自ら命を絶つと言うことはいろいろ悩み事があったんだろう。年末になると一般人の自殺も増えるようだ。先日も鉄道自殺があって電車が2時間ほども止まり、帰宅が遅くなった。職場の同僚などにも自殺者が出たことがあるし、親族でも自殺したものがいる。
結果を見てから「死ぬほど嫌な仕事ならやめてしまえばいいのに」と言う向きもあるが、死ぬときはもうすでに病気なのでどちらか一方と言うのではなく選択肢は「死ぬ」しかないのだろう。自殺した親族は自殺の数日前から「今日をどう生きたらいいのか分からない」と口走っていたそうだ。基本的に冷静な思考が残っていれば走ってくる電車に飛び込んだり、高所から飛び降りるなんてことはできないだろう。飛び降りると途中で意識をなくすなんて言うが、法医学の先生に聞いたら「そんなことあるわけないだろう。地上に激突するまで意識はあるし、激突の痛みも感じるよ」と言われてしまった。
困りごとや悩み事があるならだれかに相談すればいい。生きる道は見つかるはずだ。別に無理に怖い思いや苦しい思いをしなくても人間必ず一度は死ぬ。それまで生きればいい。自殺の方法にはいろいろあるが、どれも楽に死ねそうなものはない。今は抗うつ剤などもいい薬があるので継続して服用すれば症状はかなり改善するそうだ。また人を頼ればそれなり違った知恵も出るだろう。
それからいじめなどに苦しんで自殺する子供も多いが、何とも悲惨なことではある。「そんな卑怯なことをする輩はぶん殴ってやれ」と言ったことがあるし、殴り方も教えてやったのだが、いじめられて何もしないで自分が死ぬよりは相手の鼻っ柱でもへし折ってやった方がいい。傷害で非行歴がついても自分が死ぬよりはましだろう。有形力の行使は戒めるべきだが、自存自衛の場合はやむを得ない。国家に自衛権があるなら個人にも自衛権は認められるべきだろうし、刑法もそれを認めている。大体自殺なんかすると警察で検視と言ってその死が犯罪に起因しないかどうか徹底的に調べられる。女性の場合は性被害の観点からさらに詳しく見られるし、最近は司法解剖の件数が増加しているのでちょっと危ないと体を切り刻まれる。そうした手続きを経て犯罪に起因しないことが証明されないと埋葬許可が下りない。
まあそうしたことはどうでもいいのだが、その気になれば生きる道は必ず見つかるし、手を差し伸べてくれる人もいるだろう。生きていればいろいろ苦しいことも辛いこともあるだろうし、直撃弾も当たるだろうけど必ず何か生き方が見つかるはずだから死んではいけない。自分でどうにもならなければ他人を頼ってみるのも一つの手段だろう。死に向かって一歩を踏み出したらもう戻ることはできない。その前に他人に頼ることも考えてほしい。何度でも言うが、生きる道は必ずどこかにあるし、助けてくれる人も必ずいるはずだから、・・(^。^)y-.。o○。
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