立憲民主党は、共産党や国民民主党などを合わせた5野党共闘で選挙戦に臨んだが、公示前から14議席減らす大敗を喫した。国家観や基本政策が異なる共産との連携強化が従来の支持者や無党派層の離反を招いたとみられ、立民内では共闘体制の見直しを求める声が強まっている。

 「(接戦区で)競り勝つことができなかったのは残念だ。小選挙区を一本化して戦ったことには一定の評価が得られたが、(選挙結果について)分析を進める」

立民の福山幹事長は1日午前、野党共闘の不振について、国会内で記者団にこう語るにとどめた。立民と共産、国民、れいわ新選組、社民党の5野党は、全289選挙区の7割以上となる213選挙区で候補者を一本化した。立民内では「公示前勢力から30超は上積みできそうだ」(幹部)と強気の発言も出ていたが、野党統一候補が勝利したのは59選挙区に終わり、勝率は3割を下回った。

立民は9月、共産、社民、れいわの3党とともに市民団体と政策協定を締結。その後、立民、共産両党は政権交代が実現した場合に共産が立民に対して「限定的な閣外からの協力」をすることで合意した。政策協定では、安全保障関連法の一部廃止や、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設の中止などを掲げており、立民内からは「非現実的な政策で選挙にマイナスだ」と不安視する向きもあった。

また、限定的な閣外協力についても、「閣内に入らなければ責任を持つことはできない」(公明党の山口代表)と、選挙戦で与党側の批判の的となった。国民の玉木代表は1日朝、東京都内で記者団に「政策を脇に置いて、選挙のために国民の思いとは違うところで物事を決めていくことに厳しい審判が下った」と語った。立民内では共産との連携について「共産との協力という禁じ手を使ってこの結果では話にならない」(中堅)、「共産とべったり連携して、もう穏健保守層からは信頼されない」(ベテラン)などと悔やむ声が出ている。

 

立民の共闘路線は不発、勝率3割下回る…無党派の離反招いた「共産と協力」に党内から悔やむ声(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

 

日本は今後も自由主義陣営の中にあって資本主義経済を基本として国家の繁栄を図っていくべきだろう。どの政党が政権を取ってもこの基本方針は揺るがないと思う。ところが共産党と言う政党の理念はこの自由主義陣営の所属し、資本主義を以って国家の繁栄を図ろうと言う体制を打倒して新しい体制を打ち立てようと言うもの。そんな何をするか分からない政党と手を組むと言うだけで政権担当の資格はない。有権者もその辺を理解していたんだろう。結果として立憲と共産が議席を減らして反自民の受け皿には新保守政党の維新がなって議席を伸ばしている。自由主義陣営、資本主義、この2本柱は崩してはいけない。この先、この2本の柱をどう支えていくか、その点については政党の特色があってもいいと思う。今の日本に国を支えて政治を行っていくことができるのは良くも悪くも自民党しかない。立憲民主党も本気で政権を取る気があるなら組織票欲しさに日本をどこに持っていくのか分からないような政党と組んだりしないで自由主義陣営、資本主義の2本柱は崩すべきではない。その上で政策で勝負すべきだろう。まあ今回の選挙で残念なのはバ管と枝が落選しなかったことだが、福山が辞任して枝も辞任に追い込まれているのでまあそれで良しとすべきだろう、‥(^。^)y-.。o○。

 

日本ブログ村へ(↓)