何一つ思い通りに運ばず、イライラを募らせているのが手に取るように伝わってくる。東京都の小池知事が11日、マスコミの報道に「ファクトじゃない」とブチ切れ、また抗議。わざわざ文書を送り付ける大騒ぎだ。どうやら怒りの原因は、自ら描いた“戦略”の破綻。それでまた親分に泣きついたようだが、迷走の出口は遠い。
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「心強く思っております」――。11日夕、自民党本部で二階幹事長と面会後、報道陣にこう語った小池知事。10都道府県を対象に発令中の緊急事態宣言が期限の20日に解除され、まん延防止等重点措置に移行するとの観測が浮上していることを受け、協力を要請する事業者に支給する協力金や市区町村へのワクチン配布を巡って、支援を求めた。ひとしきり話し終えると、何やら不機嫌そうな表情を浮かべて、「じゃ」と一言。サッサと立ち去っていった。

「小池知事にとって、二階幹事長だけが自民党とのパイプです。面会する時はたいてい重要な相談事を抱えている。最近は飲食店の酒類提供禁止や五輪開催など悩ましい問題が山積し、批判にさらされることが多い。親分にアレコレ相談したかったのでしょう」(永田町関係者)

■またマスコミに「抗議文」
小池知事の悩みは相当深いようだ。二階会談からさかのぼること3時間、定例会見で公然とブチ切れた。都内にある五輪のパブリックビューイング(PV)会場について、「都が全面中止を検討」との10日の報道をヤリ玉に挙げ、「ファクトではない」「抗議文を出させていただいた」とぶちまけたのだ。ただ、PVについては埼玉、千葉、神奈川の首都圏3県が中止を発表。都が何の検討もせず、実施に突き進んでいるのだとしたら、むしろ都政の怠慢ではないのか。抗議文を送り付けるのは筋違いだ。
「小池知事は、『PV中止』を自ら大々的にブチ上げ、政治決断を演出したかったのです。だからマスコミに抜かれたのが気に食わなかったようだ」(都政関係者)

小池知事には、「PV中止」は、それだけ重要な“持ちネタ”だったというわけ。見据えていたのは、天敵の菅首相への攻撃だった。「政府に注文をつけ始めた新型コロナ対策分科会の尾身会長が『人流が増える』とPV中止を提案しています。小池知事は、その流れに乗って『都内PV全面中止』をブチ上げ、菅首相に一泡吹かせる腹積もりだった。1日の都議会定例会で、代々木公園に設置予定だったPVをワクチン接種会場に転用する方針を突如公表した時は、相当な注目を集めた。二匹目のどじょうにこだわっていたのでしょう」(前出の都政関係者)

小池知事と菅首相は犬猿ではあるが、ある出来事が関係悪化に拍車をかけているという。「9日の党首討論で、日本維新の会の片山虎之助共同代表から、五輪開催を巡って〈総理は後方支援。本当は小池さんが表に出なければいかん〉と質問された菅首相は、〈私が申し上げたいことを言っていただいて大変うれしく思います〉とニンマリ。揶揄された格好の小池知事の怒りは相当なものだった」(都庁関係者)“女帝”のストレスが、いつ爆発してもおかしくない。

 

小池都知事イライラMAX!“持ちネタ”「PV中止」報道に抜かれ会見でブチ切れ(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース

 

緑のタヌキも化かしのネタをみんなバラされて劣勢を伝えられる都議選を前に得意のバカしを使えないのが得意のバカしを使えないのが苛立たしいのだろう。オリンピックの開催も政局の題材として使われて菅総理がいじめられているが、本来はIOC、実行委員会、JOC、東京都などが主役で政府はサポート側の立場だろう。そうはいっても開催に大きな責任があるのだから適時適切な助言や支援は欠かせないだろうし、実際そうすべきだろうけど、ポチとタヌキは超仲が悪いそうだからお互いに足を引っ張り合うのか、おっと、引っ張られているのはポチの方か。しかし、ポチも答弁が下手だねえ。もう少し心に響くような答弁をしないとねえ。一国のリーダーには裏技も必要だろうけど発信力やパフォーマンス力もないと国民は安心しない。んで、緑のタヌキはどうするかな。また誰かを落っことして自分が浮かび上がる化かしの手口を考えているんだろうか。東京オリンピック、開催は不可避だろうけど人を呼ばないように純然たる記録会として開催すべきだろう。観客も入れても会場定員の20%くらいだろうか、PVなんて大ぜいが滞留して騒ぐような催しは以ての外、「今度のオリンピックは観戦は自宅でテレビかネットで。」と呼びかければ注目を集めるかもしれない、‥(^。^)y-.。o○。

 

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