「大丈夫」「対応」などとメーカーがうたっているとしても、ホントかどうかは実際に確かめなければ分かりません。先日、「ハンターカブは水没してもホントに大丈夫か?」に挑んだバイク誌・ヤングマシンが、また勇気(?)ある実験を身を挺して敢行してくれました。またホントにやりやがった……。

ライダーは、バイクウェアへいざというときに身を守るための機能や性能を求めます。何より安全のため、そして快適さのため。一般着で気にするデザインやブランドよりも購買ポイントが上位にある人は多いです。

そこで検証候補に上がったのがライダー用ジーンズの新製品。こちらはポリアミド糸を生地に織り込んだ高耐久、難燃性の「アーマライト」という新素材を用い、膝と腰のCE規格認定プロテクター装備とともに耐摩耗性や耐衝撃性を高めます。それでいて、一般的なデニム生地のような自然な風合いや着心地を実現するという商品だそうです。いきなり開始したのが難燃性の検証。「熱かったら言ってください」とニコニコ顔でボォォとジーンズを履いたお尻にバーナーで炙り出しました。わぁぁ、大丈夫かよこれ。熱気は伝わるものの、意外と平気そうなので2回目はちょっと長めに数秒間。「熱い熱い!」「ちりちりいった」。アブねぇな……あたり前だろ……。しかしジーンズはわずかに焦げたくらいで耐えました。

続いては耐久性。ジーンズを履いたまま10メートル引きずって耐摩耗性を見ます。最初は3メートル、次に5メートル、そのまま一気に10メートル、ズズーとアスファルト上を強引に引きずります。ジーンズは、ポケット上部などがこすれて少し色落ちしましたが、穴などが開く気配はなく機能性は維持しています。テスターの谷田貝さん自身もノーダメージな様子。耐久性は高そうです。

動画には「楽しそうで癒やされるわ~」「尻炙ったあとでまじめなコメントしてるの草」「デニムの耐久と言うよりは、変態だったことが分かった」など、どうしちゃったんだよ感あふれるコメントがいくつか。テスターさんが楽しそうで、至ってまじめに検証しているのは何よりです。しかし、普通の人は絶対にマネしないでください……! わざわざ絶対にしたくない禁忌の行動、でも気になる……。それを身を挺して検証してくれたヤングマシンさん、さすがです。

製品詳細はヤングマシン誌2021年6月号の付録冊子に掲載。過去のバックナンバーはKindle Unlimited(月額980円)の読み放題対象なので電子版もぜひどうぞ。((カナブンさん)ねとらぼ)

 

バイク用ジーンズは「炙っても」「引きずっても」ホントに大丈夫か?をガチ検証 「またマジでやりやがった……!」(ねとらぼ) - Yahoo!ニュース

 

登山用のズボンなどでも耐摩耗性が高いとか謳ったケブラー^などを使用したものが売られていた。山でもこけたり滑ったりして岩に擦れるので耐摩耗性が重視されるんだろう。バイクも高速で転倒したりすると路面のアスファルトに擦られるので皮膚の防護のためにはやはり耐摩耗性の高いものがいいだろう。生身の体とアスファルトの勝負など豆腐とやすりの勝負のようなもので生身で転倒したりすると全身が大根卸しになってしまう。昔、まだヘルメット着用が義務化されていなかったころ、バイクで転倒して顔面大根卸しになったのもいた。バイクに乗るときは皮膚を露出させないことが鉄則である。アラミド繊維やケブラーなど耐摩耗性の高いものでなくて綿などの一般的なものでも着ていると着ていないでは体の負傷程度には天と地ほども違いがある。教習所ではけっこうバイクの転倒がある。通常の走行やバランス走行では大した速度は出ていないので立ちゴケに毛が生えた程度だが、急制動での転倒は一応は40キロ以上出ているのでけっこう派手にコケる。それでも教習生は長袖長ズボンに胴体と両手足にはプロテクターを着けているが、間近で見ているとびっくりするようなコケ方をするのも少なくない。急制動と言っても40キロのブレーキングでコケていれば一般道に出たらブレーキをかけるたびにコケるんじゃないのかと二輪主任に言ったら、「まあそれはそれで、‥」とか言葉を濁していた。それでも教習生の服装は普段着で手袋は軍手と言うのが多いが、転倒しても衣類に穴が開くことはあるが、体が傷つくことは少ない。たった1枚の布があれほど体を守っているのは正直驚きだった。一部のライダーは夏になると半キャップのヘルメットに半パンツ、半そで、あるいはタンクトップなんて格好でバイクに乗っているが、恐るべきことではある。転倒しないという前提でのことだろうが、「絶対に、・・」はあり得ない。トライクも転倒すればバイクと一緒、自分を守ってくれるものはないもない。アラミド繊維やケブラーは確かに性能はいいのだろうが、普通の綿シャツや綿パンツでも十分体を守ってくれる。バイクに乗る際には是非とも厚手の長袖シャツに長ズボンを着用し、できれば胸部と両手足のプロテクターにライディンググローブは着けよう。どんなにテクニックがあっても万が一はあり得るのだから、‥(^。^)y-.。o○。

 

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