元新聞記者で和歌山大学教授の足立基浩氏(52)が1日、読売テレビ「あさパラS」に出演し、“紀州のドン・ファン”事件についてコメントした。

和歌山県田辺市の資産家・野崎幸助さん(享年77)が変死した事件は4月28日、元妻の須藤早貴容疑者(25)が殺人と覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕された。直接証拠が乏しく捜査の難航も予想される。

しかし放送前日の同30日も現地で取材したという足立氏は「私は3年前に和歌山県警本部と一緒に和歌山県の警察のあり方懇談会のメンバーだった。ちょうど事件が起きたときに、当時の県警本部長が『絶対これは(犯人を)挙げる』ということで現場に何回も入られてました」と回想。「だから、今回殺人容疑で挙げてるじゃないですか。これ殺人の前に覚醒剤で挙げておいて、拘留期限過ぎたら次に殺人で挙げるのが普通なのに、最初から殺人で挙げたというのは、相当自信がある」と指摘した。

さらに「何で自信があるかと言うと、野崎さんの亡くなられる前日に須藤容疑者が田辺市内で覚醒剤を手に入れてるんじゃないか、と。そのタイミングが良すぎると。状況証拠の積み重ねにはなりますが、かなり(積み重ねが)強いんじゃないかと言われてます」と言及した。(東京スポーツ)

 

“ドン・ファン”事件に新情報!「事件前日に売人と接触」 当局立証に“自信アリ”(東スポWeb) - Yahoo!ニュース

 

どこかのワイドショーでコメンテーターが被疑者のことを、「年齢の割には落ち着いていて度胸があり無罪に自信を持っているので捜査は難しいだろう」とか言っていたが、警察の捜査は素人がどうこうして何とかなるほど甘くはない。何年か前のハロウィンで渋谷で暴れたのを警視庁がすべて逮捕したが、警察が本気になって総力を挙げたときは怖い。今回の事件は元々物証などはない。状況証拠で積み上げていくしかない。そんな事件で入口事件ではなく本件で被疑者を逮捕したのはよほど自信があるからだろうし、相当な証拠をそろえておかないと地検が事件着手に「OK」を出さないだろう。和歌山県警は状況証拠を積み上げて「被疑者以外に本件を敢行し得るしうる人」ことを立証しているのだろう。まあ結果をゆっくり見せてもらおう、‥(^。^)y-.。o○。

 

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