政府が導入を断念した地上配備型迎撃システム「イージスアショア」の代替艦として建造を計画する「イージス・システム搭載艦」を巡り、複数の胴体を組み合わせた「多胴船型」を検討していることがわかった。近く、設計に関する調査研究を民間企業に委託する方針だ。
多胴船は、主に双胴船型と三胴船型に分類される。複数の船体が並んで上部構造物を支える形になるため、通常の「単胴船型」と比べて波の影響を受けにくい。代替艦の主任務はミサイルの警戒・迎撃で、波による揺れが少ない構造は、迎撃ミサイル発射に適しているというメリットがある。また、甲板を広く取れ、大型装備品の搭載も可能になる。
ただ、海上自衛隊での導入実績が少ないことなどから、単胴船型と比べて建造費がかさむことが想定され、2隻で約5000億円超と見積もる代替艦の導入コストが膨らむ可能性がある。海自の艦船では、対潜水艦の警戒任務を担う音響測定艦が双胴船型で、三胴船型は米海軍の沿海域戦闘艦(LCS)で採用されている。
【独自】陸上イージス代替艦、波の揺れ少ない「多胴船型」を検討(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
通常のイージス艦を2隻追加建造するのかと思ったが、どうもそうではないようだ。陸上イージスシステムをそのまま船に乗せるんだろうか。多用途・汎用性を考えれば普通のイージス艦を追加建造するのがいいと思うが、陸上イージスシステムをそのまま載せて日本海に張り付けるつもりなのかもしれない。乗組員も船を動かす人員以外のミサイルシステム要員は陸自の人員を持ってくるんだろうか。人手不足に喘ぐ海自ならそのくらいのことは言い出すかもしれない。建造予算も陸上イージスの予算の流用なら問題はないだろう、‥(^。^)y-.。o○。
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