最近、高価なものを買う人が増えているという。腕時計なども1千万、2千万と言う商品がよく出るという。中には4千万以上もするようなものも結構売れるそうだ。腕時計で4千万とは何でできているんだろうと思ってしまうが、定価は1200万ほどでプレミアがついて4千万だそうだ。時計と言えばあるドラマの中で金時計を自慢しているとそこに現れた男が、「自分の命が縮まって行くのを見ていて何が楽しいんだ」と言って一同を唖然とさせる場面があった。今時時計はスマホに組み込みなので持たなくても困ることはないが、長年腕時計をしているのでくせがついてしまってしていないと何となく手持ち無沙汰になるので何時もつけているが、まあ汎用品でせいぜい6桁の走りくらいではある。
それから車、高級車の中古ディーラーにメルセデスで乗り付けてきた中高年のおじさんが、「2千万で何か適当な車がないかな」と言う。車の買い替え予算は2千万なんだそうだ。ただ、そこにあったのはフェラーリの4千万とアストンマーチンの3200万でそのおじさん、「このアストンマーチン、2千万にならないかな」とずいぶん未練がある様子だった。2千万だとポルシェクラスだろうか。
なぜ、コロナ禍で財布のひもが緩くなったのかと言うと所得が高い人ほど海外旅行などの娯楽やレジャーへの支出割合が高かったが、それが新型コロナでできなくなって、その分の金が高額品に向かうのだそうだ。コロナ禍は世の中からお金が消える経済危機ではないのだそうだ。08年のリーマン・ショックと違い、株価は高値で推移。日本銀行の資金循環統計によると20年9月末時点の家計の現金・預金は過去最大の1034兆円となり、前年同月から4・9%も増えた。銀行の預金残高も伸びており「海外旅行や会食ができず、支出が減った結果だ。1人10万円の一律給付金でも預金が増えたのだそうだ。でも貧乏人にはただ10万増えただけだからねえ。
最近は絵画や宝飾品が資産としても注目されているそうだ。世界中で需要が拡大する中、世界的な供給量が限られる金製品や宝飾品は値上がりが続いているそうで、株や外貨は国際情勢次第で乱高下するが、宝飾品にリスクは少ない。持たない理由がない上、買う楽しさもあるそうだ。確かに金は驚くほど値上がりしている。平成9年ころは1グラム900円ほどだったのが、今では6千円を超えている。その頃、借金しても買っておけばよかったと思うがもう手遅れではある。
ところで金地金ってどうやって買うのかと思ったら取引はすべて現金なんだそうだ。だから地金を扱っている店には何千万とか何億とか言う現金を持って人が集まる。時々強盗事件も起こるが、みんなスーツケースに札束を詰めて金地金を買いに行くらしい。日本の220万世帯は現金資産が1億円以上もあるというのであるところにはあるものだ。
ところで平日に銀座に行くとヒラメちゃんスポーツカーは皆無で社用のレクサスやメルセデスが目立つ。やっぱり休日に車を見せびらかしながら買い物に来るんだろうか。まあレクサスくらいならその気になれば何とかなるだろうけどあまり欲しいとは思わないな。まず第一、うちの車庫では幅が足りないだろう。まあそれも負け惜しみかも、‥(^。^)y-.。o○。
日本ブログ村へ(↓)