安倍晋三首相が、繁華街の接客を伴う飲食店への出入り自粛要請を全国に拡大する方針を表明したことを受け、九州の「夜の街」では、驚きや不安、戸惑いの声が聞かれた。長崎市の繁華街は人通りが少なく、店から漏れるはずのカラオケの歌声も聞こえない。船大工町のある店は2月末ごろから売り上げが減少し、今では通常の5分の1程度。だが80代女性店主によると、「経営が厳しい今だからこそ1杯だけでも」と来てくれる常連客もいるという。「感染者がまだ出ていない長崎市にまで自粛要請が必要だったのでしょうか」と嘆いた。地元関係者によると、3月半ばごろから休業する店が出てきていた。光熱費や家賃を払えなくなり今月末で閉店する60代の女性経営者は「今更自粛要請があったところで関係ない。赤字のままさよならです」と声を落とした。
南九州一の繁華街、鹿児島市の天文館。スナックを26年経営する田中好史さん(52)は「正直なところ、いっそのこと外出禁止にしてもらった方がすっきりする。先が見えないのが一番つらい」とこぼす。多くの会社で外出自粛が出されている。常連は会社経営者が多く、率先するだけにダメージは大きかったという。3月下旬からは女の子が同伴する時だけ店を開ける。「女の子も給料をもらわないと生きていけない。見かねて誘ってくれる客もいる」3月から客足が落ち込む。「店は開けなくても家賃はかかる。休業補償が一番いいが、せめて家賃の肩代わりでもしてもらえれば」(西田昌矢、上野和重)
酒類の提供や接待を伴う飲食店が新型コロナ肺炎の感染拡大の主な原因の一つになっていることは宴会をやったグループに次から次と集団感染が見られることからも明らかだ。酒類や接待提供の飲食店は個人営業が多いので苦しいだろうが、今、この時期は店を開けるべきではないし、行くべきではないだろう。各業界からお上に「補償、補償」の大合唱だが、お上も打ち出の小づちを持っているわけではないからなあ。でも布製マスク2枚を全世帯に配布するのに460億というならその金は他のところに使った方がよかったとは思うが、‥(^。^)y-.。o○。
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