中東海域に派遣された海上自衛隊護衛艦「たかなみ」が26日、日本関係船舶が中東のシーレーン(海上交通路)を安全に航行するための情報収集活動を始めた。先月20日にアフリカ東部アデン湾を中心に活動を始めた海自のP3C哨戒機部隊と合わせ、海自の情報収集活動が本格化した。
 
たかなみは26日、アラビア海北部の公海上で周辺を警戒し、往来する船舶の特徴や進路などの情報を集めた。日本関係船舶の安全に関わる不審船などの情報があれば、国土交通省を通じて船舶会社側に伝える。
 
隊員約200人が乗船。アラビア海北部やオマーン湾で4カ月間活動し、後任の護衛艦と交代する。米国主導の有志連合には参加しない独自派遣で、オマーン湾の奥(西側)のホルムズ海峡やペルシャ湾では活動しない。
 
今回の情報収集は防衛省設置法の「調査・研究」規定を根拠とする。期間は派遣を閣議決定した昨年12月27日から1年間で、再度の閣議決定で延長できる。
 
P3C哨戒機は情報収集に加え、平成21年から実施している海賊対処との二重任務に従事している。哨戒機の活動について、河野太郎防衛相は25日の記者会見で「(不審船との遭遇など)平常と違ったことは起きていない」と述べた。
 
 
気候の厳しい地域で危険と隣り合わせの任務ではいろいろと気苦労も多いだろうが、任務を完遂して無事に帰還してもらいたい。健闘を祈る、・・(^。^)y-.。o○。
 
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