昨日、ホンダドリームにバイクの点検に行ったが、そこにCB1300スーパーボルドーㇽSPの赤と青のラインを基調にした新色が展示されていた。価格は車両本体で195万、諸費用込みで210万くらいだったと思う。目玉はブレンボのブレーキキットと前後のサスがオーリンズ製になっている点で後は一緒のようだ。フロントは倒立だったかな。だからブレーキのキャリパーにNISSINの代わりにBREMBOと言うロゴが入っているのとブレーキにOHLINSのロゴが入っている程度で後はノーマルのボルドーㇽと一緒だ。
スタッフに「これってノーマルと違うのか」と聞くとどれほどの性能差があるか滔々と語り出した。まあそりゃあ40万も高いんだから「大して変わりませんよ。サーキットでよほど攻め込まないと公道で乗っている分には普通の人には分からない程度です。」なんてことは言えないだろう。CB1300スーパーボルドール、6年で2台を乗り継いだけど何度も言うが本当に素直な乗りやすいバイクで「1300ccパラ4のエンジンがついたママチャリ」とよく言うんだけどそれほど乗りやすい。長距離走っても疲れないし、山坂道でも街中でも高速でも安定してよく走る。公道で乗るのにこれ以上のバイクはないと思っている。
うちの二輪主任に聞いてみたら「サーキットでも行ってよほど攻め込んだ走りでもすれば違うのかもしれないけどそれが分かるような乗り手だったらどんなバイクでも自分の手足のように乗りこなすでしょう。」と言う。アフリカツインの電子制御の話をしたら、「バイクは自分で乗って自分で感じて自分で操るものです。機械に乗せてもらおうなんてそんな根性の奴はバイクなんか乗らない方が良い」とこれまた激辛の厳しいことをおっしゃる。このお方、通勤で125のスクーターで交差点を攻めすぎて血だらけになって出勤したという伝説の持ち主ではある。
バイクや車と言うのは乗り手の感性なんで乗る人が「これは一味も二味も違う」と思えばそうなんだろうし、「どっちもいい味出しているけど大して変わらない」と思えばそういうものなんだろう。日本人は無暗に舶来物をありがたがるが、海外ではアケボノやKYB、トキコ、今は日立オートモティブシステムズか、などは引っ張りだこだという。ただ性能では負けていないが、ブランド力では負けているらしいが、・・。
良いか悪いかは別にして乗り手を満足させるというのも大事な要素だろう。考えてみれば86GRなんか買っているんだからCB1300スーパーボルドールSPがどうのこうのなんていう筋合いはないかもしれない。まあ、何が楽しいって性能やブランド云々じゃなくて自分の好きな乗り物で走るのが一番楽しい。でも、今のCB1300スーパーボルドールは1年半、もう1台買い替えることがあるかどうか分からんけどもしも買うとしたらCB1300スーパーボルドールだろう。これは間違いない、・・(^。^)y-.。o○。
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