米空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)の移転候補地として政府が検討している馬毛島(鹿児島県西之表市)について、同市の八板俊輔市長が16日、防衛省を訪問して山本朋広副防衛相と会談した。八板市長は「地元の意向を後回しにして土地の買収を進めるなど、頭越しの対応は遺憾」などと記載した質問書を提出し、回答を求めた。FCLPについての賛否は明言しなかった。
 
八板氏は会談で「馬毛島はFCLP以外の活用策がある。市民にもいろんな意見があり丁寧な対応をお願いしたい」と述べた。質問は、土地の買収額の根拠や、島の自然、遺跡保護など4項目で、2月14日までの返答を求めた。FCLPの賛否については会談後、記者団に「軽々に申し上げる状況でない」と述べた。
 
馬毛島を巡っては、2019年11月に、防衛省が地権者から約160億円で買収することで大筋合意した。防衛省は1月21日から測量などの現地調査を始め、環境影響評価(アセスメント)などを経て、22年度にも飛行場など関連施設の整備を始める方針。【田辺佑介】
 
 
基地ができた後の生活環境の問題などについて地元自治体が物申すのは理解できるが、国の専権事項である防衛に関して「やる・やらない」について口を出すのはどうかと思う。日本では辺野古が代表的な例でそれが当たり前なのかもしれないが、・・。馬毛島の基地は南西諸島防衛の要になる可能性が高い重要な基地で早期に整備を進めるべきだろう。他に活用方法があるなどと言うのは今更の感が無きにしも非ずだが、左系なんでここに基地ができるとまずい宗主国の意向もあるんだろうか、・・(^。^)y-.。o○。
 
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