李洛淵(イ・ナクヨン)国務総理(首相)は2日、日韓議員連盟で日本側の幹事長を務める河村建夫・衆議院議員に会った際「日本側が取った措置が本来の状態に戻されるのであれば、韓国も韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了を再検討できる」と述べたという。韓国の首相室が3日に明らかにした。
 
ある外交筋によると、李首相は前日にソウル市内で河村幹事長、柳興洙(ユ・フンス)韓日親善協議会中央会長とおよそ2時間にわたり非公開の昼食会に参加した。その席で李首相は「両国関係をこれ以上悪化させてはならない。未来志向的な方向に進むきっかけをつくる必要がある」とした上で上記の考えを示したという。
 
3泊4日の日程を終えこの日帰国した河村幹事長は、東京で記者団から取材を受けた際に李首相と会った事実を公表し「李首相に(問題の発端は)徴用問題であるため、それはそれとして(解決策を)検討すべきとの考えを伝えた」と明らかにした。日本のANNニュースなどが報じた。
 
河村幹事長はこの日午後、日本の首相官邸で安倍首相に訪韓結果について報告した。安倍首相は李首相からの提案について「(韓日対立の)根幹にある徴用を巡る問題の解決が最優先」「これは国と国との約束なので、制度を守らねばならない。それが全てだ」と述べたという。NHKなどが報じた。
 
これに先立ち李首相は先月27日、与党、政府、大統領府の会議に出席した際にも「日本が不当な措置(ホワイトリスト排除)を元に戻すのなら、GSOMIA終了を再検討することもできる」と発言した。これについて尹徳敏(ユン・ドクミン)元国立外交院長は「日本がホワイトリストというカードを出したのは強制徴用問題が理由なので、これをGSOMIAと関連づけることはしないだろう」との見方を示した。
 
一方で韓国外交部(省に相当)はこの日「東京港区にある駐日韓国大使館に先月27日、銃弾とみられる物体と脅迫の手紙が入った封筒が郵便で届けられた」と明らかにした。駐日韓国大使館によると、問題の手紙には「ライフルを数丁持っている。韓国人を狙っている。韓国人は出ていけ」という内容が書かれていたという。受取人は李洙勲(イ・スフン)前駐日大使となっており、送った人間の名前は記載されていなかった。朝日新聞は「(手紙に)強制徴用工賠償判決問題や慰安婦関連問題は明記されていなかったので、最近の(悪化した)韓日関係との関連性は明らかではない」との見方を伝えた。
 
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190904-00080014-chosun-kr
 
ホワイト国とGSOMIAで取引をしようと考えるところが文政権の外交音痴を如実に表している。どっちにしてもダメージが大きいのは韓国だろう。それにそもそものボタンの掛け違いは日韓協定合意違反や慰安婦合意の破棄だろう。それを何とかしないと話は進まないだろうにホワイト国除外解除とGSOMIAの継続では濡れ手に粟ではないか。こういう外交感覚がどこから出てくるのか理解に苦しむ。韓国との関係改善は当分の間無理だろうな、・・(^。^)y-.。o○。
 
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