カーナビを初めて車に着けたのはもうずいぶん昔のことになる。当時、トヨタが初めて発売した富士通テン製、現在はデンソーテンと言うらしい、カーナビで25万くらいしたのでけっこう新し物好きではある。
当時のカーナビは地図で現在位置を表示する機能と案内表示と言ってもルート案内ではなく目的地の方向を矢印で示すだけだったが、それでもずい分と驚いたものだった。当時の職場の人たちが「見せてくれ」と言ってはずい分と見に来たものだった。このカーナビ、不具合があったらしく半年ほどでディーラー交換となってしまった。
次のナビはサイファの車載ナビで簡易型ではあるが、テレビが見れたり、一部ネットと接続してメールが送信出来たり、ニュースや渋滞情報など情報も入手できた。ただ、メールの作成が恐ろしいほど煩雑でほとんど使わなかった。これが現在のG-BOOKからT-Connectに発展したんだろう。
バイクにはユピテルのバイクナビをつけている。ホンダ純正は高かったので敬遠した。これもけっこう優れもので重宝している。コペンのナビはパナソニック製でテレビ、ラジオの視聴、音楽再生、DVD再生、エコドライブ監視、ドラレコ、ETCとの連動など様々な機能がある。
バイクのナビも使わないけどいろいろ機能があるようだ。以前は道路標示を見てどこにでも行ったが、最近はカーナビ依存症でナビがないと不安になってくる。特にバイクで遠出する時にはナビに頼りきりではある。でもていねいに表示してくれるし正確なので誠に便利ではある。
それでも最近はスマホのナビ機能に押されて形勢がよろしくないという。バイクも四輪も確かにスタンドにスマホをセットして走っているのをよく見かける。ただカーナビとスマホナビは似て非なるもの、別物だそうだ。
車載用の専用機はそのために作られたもので様々な細かい機能を満載して精密な案内誘導や車載の劣悪環境に強いのが強みだそうだ。弱点としてはデータ更新がリアルタイムにできないので新しい道路が表示されない、渋滞情報が表示されないなどその辺が欠点のようだ。
スマホはその逆でナビ機能は専用機に劣るし、車載にしてもバイクにしても外部環境が厳しいので使えないこともあるが、その分リアルタイム情報を入手できるんだそうだ。確かにタブレットのナビ機能を見ていると位置表示などが結構いい加減ではある。そんなわけでカーナビはスマホと合体する方向に進むようだ。
僕はスマホ嫌いで今のはパナソニックのP-07Cとか言うのでもう7,8年前のものだ。一度バグってしまって今は通話機能しか残していない。ネット通信はソニーのエクスペリアタブレットを使っているが、これも5年ほど経っている。
個人的にはナビは専用機の方が使いやすい。特にバイクナビは風雨にさらされるなど使用条件が厳しいのでスマホでは頼りない。ただデータ更新がもっと簡単にできると良いとは思う。新東名の三ケ日・豊田JCTや舞鶴・若狭自動車道などは道路データがないのでカーソルが画面を彷徨っている。
渋滞情報などはコペンではETC2.0で表示される。でも、こうしたデジタル機器は恐るべき勢いで進化しているので次から次へと新たなものが生まれてくるのだろう。大体自動運転もそうだけど車にレーダーや赤外線センサーが装備されて衝突を回避するなんて少し前までは想像もできなかったからなあ。自動運転になればナビも何もなくなるなあ。便利になると言うことは良いことかもしれないが、なんだか面白味がなくなるような気がすると言ったらこれもアナクロニズムの残党になってしまうかもしれないなあ、・・(^。^)y-.。o○。
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