普通二輪の限定解除を受けて400Xに乗り始めてから6年目になる。バイクに乗ろうなど思いもよらなかった当時、たまたま教習所に勤めた先輩と出会って、「大型二輪の免許取れるんですか」「おお、簡単に取れるから来いよ」と、これがすべての始まりだった。
すぐに大型二輪が取れるのかと思ったら「限定解除してください」と言われて限定解除して、バイクのことなどろくに知らないまま、これもたまたま通りかかったホンダドリーム世田谷でホンダ技術研究所から出向しているというあんちゃん、・・おっさんかな、・・販売員と知り合って、400Xを買わされて恐る恐るバイクに乗り始めた。
当時はまともなバイクがどんな走り方をするかも分からずよたよた走って原付に抜かれたことも数えきれないくらいあった。そしてたまたま2りんかんで出会ったおっさんが乗っていたCB1300スーパーボルドールに一目ぼれして、「あれに乗りたい」とホンダドリームのあんちゃんに言うと「おお、素晴らしいです。がんばってください」と言われ、再び教習所へ、・・。
悪戦苦闘の末に、でも1か月で取った、大型二輪免許を手にしてホンダドリームに行って「大型二輪免許取ったぞ。CB1300スーパーボルドールよこせ」と言ったらあんちゃん、びっくりした顔で、「本当に取ったんですか。でも来春モデルチェンジなんでそれまで待った方がいいですよ」とか言われてじっと我慢で待つこと4か月、「発売になりますので商談しましょう」とか連絡があったが、「そんな面倒くせえこといいから契約書作っておけ」と言って支払い総額だけ聞いて契約、ついにCB1300スーパーボルドールを手にしたときはうれしかったねえ。
で、それまでは泊りがけでバイクで出かけようなんて思わなかったが、CB1300が来てからは「桶狭間の古戦場を見に行くか」「長篠設楽が原を見に行くか」「安土城を見に行くか」「関ケ原に行って見るか」「天王山を見に行くか」「京都に行って見るか」「天橋立を見に行くか」「敦賀の金ケ崎に行くか」「鯖街道を走ってみるか」なんて調子で泊りがけツーリングが当たり前になってしまった。
走った距離は4万キロ、最初は恐る恐るが最近では山坂道でも高速でも街乗りでも、まあ、自分でもさすがにうまいとは思っていないが、それでもそこそこ思うようにバイクを操れるようになった。CB1300スーパーボルドールって白バイだよなあ。あんなでかいバイク、普通の人間が乗るものじゃないと思っていたが、まあ、人間その気になってやれば何とかなるものだなあ。
この先何時まであんなでかいバイクに乗っていられるか分からんけど、まあ、乗れるうちは楽しんでおこう。何でこんなにバイクにはまったか分からんけど、大方はCB1300スーパーボルドールのせいだろう。でも、バイクっていいね、・・(^。^)y-.。o○。
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