バイクの各部の劣化についてうちの二輪主任に聞いてみた。主任さん曰く、「バイクは各部がむき出しなのに加えて振動が激しいのでそれが大きな原因ではないですか」とのことだった。うーん、なかなか的を得ている。
うちの教習車を見てみたらフロントフォークのゴムシールにひびが入っているのはあったが、揺すってみてもオイルがシリンダーピストンににじむようなことはなかった。これも二輪主任に聞くと「そう言うこともあるかもしれませんね。でも修理したことはありません」だった。うーん、教習車は丈夫なのか。まあ距離も走らんし、高速走行もないからなあ。
で、主任さんもXJR1300のバリバリカスタムモデルを持っているので「どう、・・。」と聞いてみたら「3回目の車検を取ったところですけど全く問題ありません」と言う。さすがにカスタムモデルは違うのかと思ったら、7年間で2000キロほどしか走っていないとのこと、・・。
「もっと走るつもりんだったんだけど何だか時間がなくて、・・。」と言うことだそうだ。7年で2000キロと言うことは毎年300キロほどしか走っていないと、・・。「そんなに乗らないなら売っちゃえば、・・。」と言うと「とんでもない。これから乗るんです」と言うが、40代後半で家庭も子育て真っ盛りではまあ無理だろうなあ。
でもちょっと見ただけでもブレーキはブレンボ、サスはオーリンズ、・・ヤマリンズかも、・・。排気管はチタン、マフラーはカーボン製の何とか、・・名前忘れた、・・その他、金銀に輝くパーツが山盛りでどう見ても100万以上はかかっている。あれじゃあそうそう売る気にはならないだろうなあ、・・。
しかし、バイクも保管の状態や走行距離、走行状態でかなり違うんだろう。保管はカバーはしているが露天、走行距離は年9000キロ弱、山坂道と高速走行が多いと言うことになると紫外線などでゴム、プラスチックの劣化が激しく振動もかなりのものだからあちこちがたが来るのはやむを得ないかもしれない。
で、自分で直すかと言ったら主任さん、止めた方が良いと言う。すげえ面倒だし結果に確実性がないと言う。それは確かにその通りで走っていたらフォークのオイルがぴゅーっと吹き出して大転倒とかブレーキフルードが抜けて激突とかブレーキパッドが外れて逸脱とか、シリンダーヘッドが抜けるとか、タイヤが外れて転がっていくとか・・。
最近の四輪はデジタル化が著しくプロでも修理ではなくパーツ交換と言う状態だそうなので車は手を付けてはいない。バイクはまだアナログの部分を多く残してはいるが、それでもデジタル化の波は押し寄せてきている。これからのバイクはだんだんいじり難くなるんだろう。
まあバイクもレバーやペグの交換くらいなら自分でやるが、エンジン、駆動系、制動系、懸架系については手を付けずにプロに任せるようにしている。ブレーキパッドの交換やサスとショックの交換などは比較的簡単だと言うが、腕も時間も場所も道具もないし、・・。取り敢えずフロントフォークは修理することにした。
そして今後の方針だが、
1.クロスカブともども下取りに出して新車に買い替える。
2.不具合が出たらそのたびに修理して乗り続ける。
の2通りなんだけど1.については「また同じバイクになりそう」、2については「今のバイクと心中することになりそう」でどっちも問題ありと言うところではある。
CBR1000RRでも買うかと言ったら主任さん、「止めた方が良いですよ。あんなバイク1時間半が限界です。買うならクルーザーかアドベンチャーのようなアップライトに乗れるバイクが良いですよ」と宣う。
そうすると4発でモーターのように軽快に回るエンジン、比較的アップライトで楽に乗れる乗車姿勢と言えばCB1300しかないじゃないか。うーん、やっぱりCB1300スーパーボルドールとは切っても切れない仲ではある。乗り続ければCB1300スーパーボルドール、買い替えてもCB1300スーパーボルドールと言うことになりそうだ。あれが扱えなくなったらバイク降りるか、・・(^。^)y-.。o○。
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