12日の日経平均株価は、何と言っても北朝鮮をめぐる地政学的リスクが嫌気され、売り優勢が継続、午後も様子見気分が尾を引いて、前日比195円26銭安の1万8552円61銭と大幅続落。今月6日の年初来安値1万8597円06銭を更新した。東証1部の出来高は19億2407万株、売買代金は2兆2136億円。騰落銘柄数は値上がり221銘柄、値下がり1722銘柄、変わらず70銘柄。市場は後場は日銀のETF買いが観測され下げ止まってはいるが、戻りは鈍く地政学リスクに対する警戒感の表れと言えよう。足元のボラティリティー(価格変動率)は高まっており相場は下向きが意識されると予想はよろしくないようだ。


12日の東京外国為替市場のドル円相場は、終盤に買い戻しが入り、1ドル=109円台後半を回復した。午後5時現在は、109円67~67銭と前日比87銭のドル安・円高だった。東京市場の始まり、ドル円はやや買い戻されて109円70銭台に浮上したが、仲値前後には実需の売りが出て109円30銭台に下落。昼すぎにかけては売りが一服し、109円30~50銭台での小幅なレンジで推移した。午後3時すぎからは買い戻しが優勢となり終盤は109円70銭台まで水準を切り上げた。北朝鮮をめぐる情勢など地政学的リスクが意識され、ドル円は上値の重い展開となった。海外時間にはティラーソン米国務長官がロシアのラブロフ外相と会談するが、会談は形式的なものとなり平行線で終わるそうで、目先は110円を挟んだ値動きが続くようだ。


今日の個別はIHIが3%台の下落、ここは上げ下げの幅が大きい。トヨタ、ホンダ、三菱重工、三菱UFJ、コマツ、パナソニックは1%台の下落だった。米国のトンでもおじさんと北のバカ大将のせめぎ合いはけっこう危ない感じがするので投資家も様子見だろう。さてどうなるか、・・(;一_一)。


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