「さあ準備は良いわよ。そっちも早く支度して。支度と言っても裸になるだけだからすぐにできるでしょう。」
女土方はそう言うと片目をつむって見せた。こいつら一体何を考えているんだろう。サルは着ていたガウンをぱっと開いた。下は素っ裸で何も着てはいなかった。
そしてそのままベッドに横になると鼻にかかった声で「早く来て」と僕に向かって顎をしゃくった。女土方はにやにや笑ってそれをビデオで撮り始めた。
こいつら一体何を考えているんだろう。いっそのこと思い切りサルとやってやろうか。女土方公認だから問題はあるまい。僕は意を決してさっさと服を脱ぐと下着姿になってベッドの脇に立った。
こいつらがどこまで本気か試してやろう。お前ら、ぼくはその気になれば相当広いキャパを持っているんだからな、何たってソフトは男なんだから。
「さあ、それじゃあ行くわよ。しっかりと撮ってね、淫らに艶めかしく艶やかにね。」
僕はベッドに上がるとサルのガウンの襟をつかんで胸が露わになるように引き下ろした。さすがのサルも慌てて胸を隠そうとしたがガウンが拘束衣のように腕を締めつけて動かすこともできなかった。
「かわいい胸してるわね、さあ、どうしてあげようか。何をしてほしいの、言ってごらんなさい。」
僕はサルの腕が動かないように左手でガウンの襟を絞ると右手でサルの顎を軽く持ち上げた。困惑したようなサルの顔がなかなかかわいかった。冗談で始めたことだったがやっているうちに何だか興奮してきて自分で自分を止められなくなりそうだった。
僕は戸惑いを露わにしているサルの唇に自分の唇を近付けた。むらむらした欲望が突き上げてきて何だかもうどうにでもなれの気分だった。
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