ロストチャイルドのブログ -10ページ目

祈り。



おととい、A社長の取り計らいで

香港企業の社長のご紹介を頂き

5時間にも及ぶ会議。


政府筋も関係するプロジェクトだけに

みなさん神経質に・・・


最後は接待で解散。


ところが帰りにA社長から

衝撃的な情報が。


Aさん
「F先生が倒れて入院されたの知ってますか?」


知るも何も1ヶ月前に電話で喋ってるし

めっちゃ元気だったし・・・

信じられない・・・


実はこのAさん、F先生からのご紹介で知り合い

国際的に強力なコネクションを持ち

普通では会うのすら難しい人物。


律儀にもA社長、F先生からの紹介という事で

僕の事を弟子だと、いろんなパイプへ繋げてくれる

仁義を大切にする素敵な方。


Aさん
「倒れてからずっと意識不明で今も集中治療室
 らしいんです。」

「娘さんから昨日連絡がありました。」

「病院から、尽くす手が無く困っているとの事。」


頭の中が真っ白に・・・


F先生は僕にとって恩人。

僕から見たらお爺ちゃんくらいの年齢。


この先生、永田町のフィクサーと言われ

政界に影響力を持ち、マスコミにもよく出る

日本の裏も表も知り尽くしてる人物。

解散総選挙の日にちすら決める

影響力があると言われる・・・とんでもない怪物。


そんなF先生と僕ごとき人間の出会いは

約1年前。


ある社長からの紹介で赤坂の知人社長のオフィスで。

政府筋が売却したい不動産案件を

処理してほしいとの相談。


その処理もうまくいき、実績がついたせいか

別件で2度目のオファーが先生から声がかかり

再会する事に。


その時はなぜかビジネスの話よりも

政治家、財界人、任侠、ブルジョアな知人の話ばかり・・・

あの人はどこそこの大学出身で誰これと脈力があるだの

ちょいちょい共通の知人はいたものの

僕にとってはわけわからん話ばかり・・・


そんな中、突然先生から

先生
「ところで君はどこの大学出たの?」


「大学行ってないです。くだらない中卒です。」

「先生ほどの人がまともに付き合うような男じゃないです。」


そう言うと、いきなり先生から質問攻め!

出身は?幼少期は?今までの仕事は?家族は?

名古屋ならあの政治家、あの親分知ってるか?

東京に来てからは?今の人脈は???????


なぜか、ぜ~んぶ答えちゃいました・・・

本当になぜかわからないけど・・・


その次に夢や目標を聞かれ

これについては僕も強い信念持ってるもんですから・・


「強い夢や目標はありません。」

「平凡な理想はありますよ、
 近い将来家族や子供を作りたいのは。」

「今現在の僕が持っている総合力で通用するうえであれば
 叶えたい夢や目標を真剣に作りトライするでしょうけど。」

「射程距離に入らない次元で夢や目標は作りませんね
 夢想になってしまうのが嫌ですから。」

「ただ常に毎日のように考えてるのは、
 人間として、
 日本人として、
 男として、
 社会人として、
 経営者としてどうあるべきか?
 こればかりは宿命的、運命的でもあるわけですから・・・」
 

そしたら先生大笑い・・・

所詮こんなもんだと思っていたら

先生
「いやぁ~久々に、おもしろい奴に出会った
 これからも一つ宜しく頼む!」

なんじゃそりゃ???

話を聞いてると先生の人生のテーマが

「日本人とはどうあるべきか?」

そこに直接リンクしたらしい。

先生
「いまの日本人は、自分さえよければそれでいい
 と考える奴らばかり!」

「こんなんじゃ外国の餌食になって思うつぼ。
 今の時代や生活が将来崩壊する事も知らずに。」


先生力説だったが僕も同感。


長くなるので先生との出会いはこんな感じ・・・

今でも鮮明に覚えている。


それから約1年。

F先生は本当に心あるお付き合いを僕ごときにしてくれた。

真剣に怒ってくれ、真剣に協力してくれ、真剣に優しくしてくれた

思いやりがビシビシ伝わりました。


このご恩は一生忘れる事は無いでしょう。


先生が志にして、今年には出来ると言っていた

世界中の優秀な頭脳を集めた「国際賢人会」の設立。

僕も出資させてもらう約束しましたよね。


昨日F先生の娘さんとお話しました。

意識が無くなってから25日。

病院からも覚悟を・・・

なんていってましたけど。


僕は絶対にF先生が復活する事は信じてます。

先生なら奇跡を起こせるはず。


復活しなかったらマジで僕怒りますよ!


いつまでもベッドで寝てる場合じゃないですよ

先生が帰ってくるのを

たくさんの人たちが待ってます。


今の日本には先生のような方が必要なんです。


1日、いや1分1秒でも早くF先生が

回復する事を心より祈ってます。