前回鼠ヶ関遠征は船酔いで撃沈。

リベンジで鼠ヶ関の真鯛が欲しい。

しかし、ネット情報では

今年の大瀬真鯛は大変厳しいらしい。

釣果の振れが激しいらしい。

しかも貧果の方の振れ幅が多いらしい。

う〜む…それでも行かねば

海中に針がなければ釣果は出ない。


気象予報と睨めっこ。

高気圧の移動をチェックして

予約したいところだが

シフト勤務の休暇に左右され予約。

4/19火曜日出漁予定。

後は、天気予報に一喜一憂。

雨の予報が高気圧圏内の予報へ

しかし、風が微妙。

前日の出船確認は夕方まで待てずに

昼過ぎに出船確認。

返答は風が吹きますガーン

出ない、出ないのかえーん

翌日の4/20は風は弱まりそう…

しかし、予約したい船はお休み。

急遽他の釣船を探す。

前回乗船の零松に連絡。

すると空きがあり予約OK爆笑

前日の出船確認もOK。

やったぜ、4/20水曜日出漁。

船は鼠ヶ関平佐浜漁港零松。

同行者はいつもの相棒。


ふと携帯を見ると不在着信。

零松の船長からだ。

折り返し電話する。

すると、船の修理が終わらす出船不可。

………えっガーン

代わりに僚船の丸石丸に乗船します。

よろしいでしょうか?

はいはい、出るのであれば構いません。

出船確定‼️

船は鼠ヶ関漁港丸石丸。

まさに三度目の正直だ。

イントロが長過ぎる。

ここから釣りは始まるニコニコ


2時相棒のお迎えで出発。

三陸道、南部道路、東北道、山形道

月山道路、日本海山形道

途中の道の駅で海況確認。

素晴らしい凪だ。

磯に優しく波が打ち寄せる。


5時頃零松揚陸場所到着。

ここで零松船長と待ち合わせ。

丸石丸まで案内してくれる手筈。

空は晴れ渡り放射冷却なのか冷え込み厳しい。

寒い中、ほどなく船長到着。

丸石丸まで案内してもらう。

おまけに荷物まで積み込んでもらう。

さらに船長もそのまま乗船。

本日は中乗りさんとして同行するようだ。

丸石丸は漁船タイプ。

トイレ付きの立派なお船。

デッキも広々。

本日は4名乗船。

同船者は私達同様宮城県からの遠征組。

宮城県の貸切だ。


6時40分頃出航。

港外に出ても凪。

朝日をバックに快適に航海。

前回の海が嘘のような凪だ。


50分ほどでポイント到着。

遠く北側に2,3隻の遊漁船。

ジグには全く反応しないらしいのでタイラバ。

水深は80〜90m。

120gのヘッドに赤ネクタイ、蛍光グリーンラバー

ボリューミーなリグで開始。

真っ直ぐに落下しそこ付近で少し流される。

緩やかな底潮。

本日は手巻きで頑張る。

中速で巻いてみる。

底から20mまで何かしら反応があるらしい。

取り敢えず底から50m巻いてみる。

反応はない。

再着底で巻き巻き…根気よくリピート。

トモでロッドがしなる。

小鯛が揚がる。

たまにモゾモゾと反応。

何か小物がいるらしい。

何度かポイントを変え2時間経過。

海は全く無風となりひねもすのたりくたりかな。

時間は長閑に流れていく。

流行りのビンビンスイッチ相棒に反応。

時折たたく引きは真鯛か?

元気の良い小型真鯛が揚がる。

今季は真鯛ボウズ無し。

海況に左右されない相棒が羨まし。


朝方3℃まで冷え込んだ海上は気温上昇。

防寒着を脱いで半袖。

ますます穏やかになる海上。

比例するようにお魚さんの活性も穏やかに…

トモではそれなりに根魚が上がっている。

しかし、本命や青物は全く無反応。

厳しい状況と聞き及んでいたが…

これほど厳しいとは…

それでも巻かないことには始まらない。

根気強く巻き巻き

時折零松船長が会話に訪れて無聊を慰める。

忍鯛には慣れているので落ち込むことはない。

巻いているだけで楽しくもある。

午前中が過ぎて…なんとメバル2匹笑い泣き

途中ジグを変えるも無反応。

釣れる気がしない。

メバルが釣れると分かった相棒。

早速ビンビンスイッチサビキ。

満貫釣りを満喫する爆笑

沖上がりの時間が迫りポイントを大きく移動。

アマダイを狙うことに。

このポイントで沖上がりを迎える事になる。

早速相棒に蓮子鯛。

美味しい魚だ。

トモでカレイが揚がる。

タイラバにカレイだ。

続いて、ポイント本命アマダイが揚がる。

なんで俺には来ない…なんも来ない…えーん

天は我を見放し給うたガーン

…と思ったらプチチチと反応。

我慢して巻いていたらグッと絞り込まれる。

一回だけドラグがジッとなり静まる。

それでも時折たたく引きは真鯛だろう。

40cm弱の今季初真鯛。

前回のリベンジ達成と真鯛ボウズ解脱。

正直なところホッとする。

アマダイ狙いだったので少し残念も混じる。

仕掛けが船底下に回り込むので反舷側へ。

アマダイが欲しい、欲しい、欲しい。

するとクイッと反応。

竿先が少しお辞儀する。

そのまま10mほど巻き続けるが反応はなくなる。

上層までの巻きをやめて即落とす。

ブレーキを掛けながらゆっくり落とす。

再着底後直ぐに巻き巻き。

カッカッカツカツカツガガガガ…グイ〜ン

竿先が絞り込まれてドラグが鳴る。

ロッドをゆっくりとあおり合わせ。

さらにドラグが鳴る。

ゆっくりと90mの底から巻き上げ開始。

重い引きに大型アマダイを期待。

時折たたく引きは、真鯛?

アマダイである事を祈りながら巻く。

さすがに手巻き90mは辛い。

零松船長はタモ片手にスタンバイ。

船長「何でしょうかね」

自分「アマダイである事を祈ります」

残り40、30、20、10

姿を見せたのは良型真鯛。

嬉しい…が、アマダイが欲しかっただけに微妙。

諸手で喜べない。

綺麗な色の良型真鯛で良しとする。

その後は、全く無反応。


14時半頃

「上がります」

丸石丸船長業務放送。


15時頃帰港。

素晴らしい海況に恵まれ遠征終了。

同時に鼠ヶ関真鯛遠征はシーズン終了。

大漁とまではならなくとも

リベンジ達成、真鯛2枚の釣果に大満足。

相棒は真鯛、メバル、レンコダイ他。


丸石丸船長お疲れ様でした。

零松船長お疲れ様でした。


復路は花鳥風月鶴岡店のラーメン。

自分は珍しくつけ麺。

腹を満たして幸せ気分上々。

【本日の釣果】

沖メバル 2匹

黒ソイ28cm

真鯛55cm2.5kg 40cm0.9kg