昆布のソウルで読書 -16ページ目

昆布のソウルで読書

ソウル暮らしの昆布が韓国で1軒しかないブックオフで購入した本に関する感想を紹介します。
海外の新古書店で売っている本を中心とした内容なので新刊本、話題書などは殆ど出てきませんが思いがけず懐かしい本に出会えるかもしれません。

なぜ人はニセ科学を信じるのか〈1〉奇妙な論理が蔓延するとき (ハヤカワ文庫NF)/早川書房
¥735
Amazon.co.jp ★★★☆☆

マイクル・シャーマー Michael Shermer 岡田 靖史 / 早川書房 / 2003年08月 発売

(読後コメント)
前カール・セーガンの遺稿「ひとはなぜエセ科学に騙されるのか」を読んで感銘を受けたので類書として読む。著者もセーガン博士と面識があるようだ。序文はこれも又著名な進化生物学者であるS・J・グールドが書いている。表紙だけ見ると<と学会>本のようであるが疑似科学への冷やかし(それとも愛^^)等は少しもない生真面目な本。
一部は懐疑主義を定義しているがやや冗長。二部から具体例が取り上げられ興味が増す。既知の内容であったが「記憶回復運動」は将に現代の魔女狩り。この運動によって崩壊した家庭を思うと哀惜の念に堪えない。(2010年09月23日)

なぜ人はニセ科学を信じるのか〈2〉歪曲をたくらむ人々 (ハヤカワ文庫NF)/早川書房
¥735
Amazon.co.jp ★★★★☆

マイクル・シャーマー Michael Shermer 岡田 靖史 / 早川書房 / 2003年08月 発売

(読後lコメント)
3部 進化論と創造論。これが読みたかった。私は根っから相対主義者で生まれつきの無神論、いや無関神論者か。一瞬たりとも神を感じたことはない。勿論、歴史や文化に及ぼした宗教の影響については関心があるので宗教史や宗教学の本は読む。
仰としての原理主義ならいざ知らず創造論を進化論と同じ科学の俎板の上に乗せたらお話にならないと思うのが日本人。米国ではちゃんと最高裁で争われることになる。かの地で進化論完全肯定派は国民の僅か1割強とか( ̄□ ̄;) いやあ日頃何気なく使っている科学と宗教の定義について勉強になりました。(2010年09月25日)

(関連書籍)
人はなぜエセ科学に騙されるのか〈上〉 (新潮文庫)/新潮社
¥700
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人はなぜエセ科学に騙されるのか〈下〉 (新潮文庫)/新潮社
¥700
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トンデモ本の世界/洋泉社
¥800
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記憶を消す子供たち/草思社
¥2,415
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