σ(^_^;) アハハのハ




200x年春 KY大学(ソウル) 国際教育院裏の散歩道
右手に文庫本、左手に白いパラソルの浮世離れした韓国人女性と
使い古したナップザックを片掛けしたヨレた日本人男性の
『ソウルの練習問題』を思わす一場春夢的妄想会話。
「何読んでるんの?」
「『ノルウェーの森』ですけど、○○氏も読みましたか?」
「読んでない。」
「村上春樹は読まないのですか?」
「いや、そう言う訳じゃないけどあんまり好みじゃないんだ。」
「じゃあ、村上龍のほうは?」
「まだ、読んだことがないなー。」
「じゃあ、江國香織?」
「名前なら知ってる。でも男は普通読まないよ。」
「じゃあ、吉本ばなな!」
「お父さんなら学生時代に読んだけど。」
「お父さんも作家なの?面白い?」
「詩人、評論家、思想家?よく分んないけど、とにかく全然面白くない。」
「じゃあ、何故読むの?」
「”じゃあじゃあ”って尋問みたいだね。別にいいけど。^^; 」
「なんて言うか、当時、学生なら皆読んだんだよ。」
「じゃ・・・ 国語の教科書に出てるの?」
「大学の時だよ。時代の空気って言うか・・・」
「空気って?息する空気?」
「違う違う、雰囲気みたいなものかな。」
「なんかよく分からない・・・」
「僕も全然分らなかった・・・」
「・・・」
「ところで、そのノルウェーのナンチャラって本面白いの?」
「こんなの私には理解できない!」
「そりゃ日本語だから難しいよ。漢字に振り仮名も打ってないしさ。」
「失礼ね!日本語なら全部分るわよ。漢字だって!」
「そうじゃなくて、内容がなんか変・・・こんなの絶対理解できない・・・」
「・・・・」
「ねえ、村上春樹読んだことあるって言ったでしょ。いったい何読んだの?」
「風に・・ええっと 『風に吹かれて』だったかな。知ってる?」
「知らない。でも本が好きっって本当?あんまり読んでないみたいだけど。」
「日本に作家がどれだけいると思ってんの?」
「♪ムラ・ムラ・エグ・バナ♪だけじゃないよ!」
「な、なにそれ? 日本語? じゃあ、○○氏は誰を一番好きですか?」
「い、いきなりそんなこと聞かれても・・・心の準備が・・・」(//・_・//)
「はあー??」
今なら村上春樹についてもう少し気の利いた会話ができるかも知れない。
でも時の時計を巻き戻すことはできない。(ノ_-。)
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