山と料理と猫、そしてクラカメな日々の備忘録

山と料理と猫、そしてクラカメな日々の備忘録

山登りを通じて、日々の山行き、お料理、猫のポン王子、そしてクラシックカメラの記録を綴っていきます。

 

日に日にPCの具合が悪くなり、ブログからも遠ざかってしまい、気が付くと年が明けていた。

  

●カメラ:Zeiss Super Six 531/16

●付属レンズ:Tesser 85mm F2.8

●フイルム:LomoChrome Metropolis 120

●現像・スキャン:チャンプカメラ青葉台店


(備考)写真は昨年末、小伝馬町で開催された中島先生の個展へ行ったときのスナップ写真。


 

 年末年始はいままでやってきた勉強の一人反省会をしていた。まったく至らぬ点ばかりだ。

本試験の見直しを終えたあと、市販の模試本を解き進め、散々な結果に泡を吹きながら、とにかく向き合い、何処が駄目なのかを分析していた。


 

 そうこうしているうちに、時間だけが、どんどん経過してしまった。

肢別問題集に対する向き合い方も、今年は大幅に変えていくことにした。



 

おもしろいことに、当初マークしていたところと、いまマークしているところでは、明らかに違うことだ。

 

 

 あと、やはり模試はやっていた方が勉強になる。いままで漫然と問題集などを回していただけで、理解が至らぬところを反省している。

肢別問題集に掲載されていない論点や、見方があるのは、注意深く振り返るべきポイントなのだろう。


 

ただ、行政法は学んで良いことづくめだ。

例えば違法性のある建築物に対する行政法の手続きフローや、行政が動かない場合の周辺住民の行政へのアプローチなどの論点は、そのまま仕事で説明するものでもある。建築基準法は手続き法であり、第9条は違法性のある建築物に対する罰則規定であり、これは、行政代執行法の一般規定に紐付いている。また、周辺住民の行政に対する働きかけは、非申請型義務付け訴訟であり、その可能性に対する知識は、やはり問われる。

 

 

仕事上の詳細は、守秘義務を伴うので、ここでは開陳できない(もう、そのような立場になってしまった)が、行政法や民法での問いかけは、諸々深く係わっていることだけ触れておきたい。

 

 

 それにしても、仕事上で向き合う自分なりの問題意識は、3年前からすれば、随分変わったなと思う。今後取り組むべきは、更なる知識の精度向上と、応用力の鍛練だろう。


加えて、属人性の高いいまの状況から脱して、自分が不在でも回る組織作りを目指したい。

やはり属人性が高いと、それだけリスクが集中してしまうため、組織的にはデメリットしかない。それではダメだと危機感を抱いている。


ところで昨年から、多少、仕事にゆとりが生まれてきた。おかげさまで、学術書を紐解く時間も取れるようになってきた。

学術書を読み解くことは、永年、封印してきたことだ。特に営業時代は、まったくゼロという訳でもないが、極力封印していた。

しかし、いまはその封印を解いて、のびのびと学びを満喫できるようになった。

昨年は、アーロン・パーザナウスキー『修理する権利』、プラトン『国家』、ホッブズ『リヴァイアサン』、ロイドルト『法現象学入門』を読破できた。

今年は論理実証主義や、様相論理学の立場から法について考察していきたい。

ヴィトゲンシュタインは無論、クワインあたりの考えにも触れてみたい。

言語ゲームにおいて、法世界はどのように分析できるのだろう。


また分野は異なるが、生態系のシステム論として、オートポイエーシス固有の問題意識は興味深い。


こんな風に時間を過ごしている昨今だ。

するとやることが手一杯となり、ブログからも足が遠のくことになってしまった。


2022年1月に、当時のブラックなハウスメーカーに見切りをつけて、短期離職したことは、いまになり振り返ると、大正解だった。

件のハウスメーカーは、まだ、求人募集をしている様子。

要は離職率が高く、なかなか定着しないのだ。トップの社長は強いカリスマ性を感じたものの、感情的に激しい印象で、理想とするリーダー像から大きく外れていた。

また、常務等役員クラスの入れ替わりも激しく、組織としての一貫性を欠く内容だった。

上席もパワハラへのリテラシーにかけており、古臭い昭和の体育会系の高圧的な態度を未だに引き摺っていることに、シーラカンスでも眺めるような感動を抱いてしまった。無論この感動とは、皮肉をたっぷり込めた表現に他ならない。

それにしても何故こんなことを見抜けなかったのだろうか。我ながらその節穴ぶりに嫌気が差すし、実に悔しい。しかし過ぎたことは、仕方がない。その分、前を向いて、力をつけて、意趣返しとしたい。


…閑話休題。

そうしたわけで、今後は不定期の更新となることをここに告知させていただくことにしたい。


本年も学びの多い年になりますように。


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J.S.Bach「パルティータ第1番変ロ長調 BWV825』。


そういえば、年始の娯楽は、TVで松本幸四郎主演の近松門左衛門作『女殺油地獄』の生中継が楽しめたことと、映画『国宝』を楽しめたことだ。

個人的には、以前新橋演舞場で観劇した、片岡愛之助主演の『女殺油地獄』に、陰鬱なニヒリズムの色気を感じていた。今般の松本幸四郎も流石に上手いが、刹那的なディレッタントな陰をもっと感じたいかなと。


映画『国宝』の吉沢亮、ライバルの横浜流星、ともに凄絶な演技に圧倒された。

脇をかためる助演俳優陣も重厚で、時間の密度が濃厚だった。演技指導だけでなく、実際に出演を果たした中村鴈治郎も、良いスパイス。


そんな訳で、今年は良い年明けとなった。


今日も一日、お気持ちさわやかに…