田中です。
教え子が企業から内定の電話を
もらう瞬間にでくわしたことがある。
そのときに、教え子は嬉しそうに
何度もお辞儀をして電話を切った。
そのときに「日本人のここが変!」
という特集の中で、ある外国人の方が、
「日本人は、電話をしている時に、
相手がいないのにお辞儀をするのが変」
ということを指摘していたのを思い出した。
もちろん、日本人に限らないとは思うが、
営業マンが電話をしながら、
お辞儀をする光景などはよく見かける。
端から見れば、相手がいないのに、
お辞儀をするのは変なことのかもしれない。
でも、自分は素敵なことだと思う。
なので自分はそのような姿を見ると、
思わず笑顔になってしまう。
目の前に相手がいても、いなくても、
相手がいると思って、お辞儀をする。
もちろん相手は電話なので、
そんな姿を目にすることはない。
相手が見ているから
お辞儀をするのではなく、
心から感謝しているから、
自然とそうなってしまうのだ。
そういった素直な感謝の気持ちの表れは
見ている周りの人をも
幸せな気持ちにさせてくれる。