年収1000万円のおばあちゃん | 田中信裕ゼミナール

田中信裕ゼミナール

福岡県 東区 九州産業大学 

経営学部 産業経営学科 国際経営学科

田中信裕ゼミナールのゼミ生による活動報告ブログ

田中です。重藤から、まさかのバトン。。。叫び

いい度胸だ!パンチ!(笑)


さて、株式会社いろどり という企業を知っているだろうか?

自分はこの会社が結構気に入っている。


http://www.irodori.co.jp/own/index.asp


この会社は、徳島県にあり、徳島市中心部から車で約一時間程の場所にある

上勝町というところにある。

人口は1,997名 (平成21年9月1日現在)しかいない小さな町だ。

うちの経営学部の在籍者数が1,884名(平成21年5月1日現在)だから、

人数的には、たいして変わらない。

そんな町の高齢者比率がなんと49.5%!

つまり半分が高齢者の町だ。


株式会社いろどり は「葉っぱ」をビジネスにしたことで有名だ。

葉っぱを何に使うのかというと、料亭などで日本料理を美しく彩るための材料として、

季節の葉っぱや花などを、販売している。


葉っぱ軽くて高齢者でも収穫しやすい。

年商は2億6000万円にのぼり、中には、年収1000万円を稼ぐおばあちゃんもいる。




田中信裕ゼミナール-いろどりホームページ
↑いろどりのホームページより引用。いい顔しているよね。


おばあちゃんたちは、パソコンを駆使し、全国の市場情報を収集して、

自らマーケティングを行い、葉っぱを全国に出荷している。

自分が町で何番目の売上を上げているかの順位も

分かるようになっているらしい。

やり甲斐や生き甲斐につながっている。




そして葉っぱを葉っぱとしか見られない人には、

このビジネスは思いつかなかったはず。


子供の頃、みんなにとって石ころは

宝物にもなったし、武器にもなったし、

おままごとのお金にもなったし、

石蹴りや水切りなど遊び道具にもなった。


石ころの見方はたくさんあった。

大人になるにつれ、常識や固定観念によって、

石ころは石ころとしか見ることが出来なくなってしまった。

そう思わないかい?


モノの価値を見いだし、高齢者に働く場を提供し、

地方の過疎化の進む町を活性化させる。

マーケティングの神髄がこの企業にはあるように思う。合格



さて、次は4年生にも振るかな。

しばけん、頼んだぞ!!


ちなみに、ゼミ2、ゼミ3のみんなに、しばけんから

お土産を預かっているぞ。

就活で岡山に行ったので、岡山名物。。。

次回ゼミで配るので、お楽しみにチョキ

ちゃんとお礼も言うように!!


ではパー