教わる・学ぶ | 萩天の空

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 今年に入って、教室などで ”教わる” と ”学ぶ” と板書する事が多くありました。

 

 そして皆さんに、今年は教わるから学ぶに変わっていただくように、お願いをしました。

 

 

 

 辞書を開くと、「教わる」は教えを受ける。 教えてもらう。 と、あります。 「学ぶ」は教えを受けて知識や技芸を身につける。 でした。

 

 

 

 偉そうに言っていますが、私自身も教わるだけで終わっていた時期があったことも事実です。 教室を一歩出れば、教わったことがスウーと消える。 教わったことを打架していても、それ以上の事を表現出来ていません。 しかも我が師のT-Tさんは、どんどんと変わって行かれます。 すると、その変化された形をまねることになるので、私自身の架も変化しますが、先生はさらに先の方に行かれています。

 

 これではいつまで経っても、先生の域に達することは出来ません。

 

 ですよね?

 

 おこがましいですが、それでは先生の先には進めないと言う思いが、ふつふつとわき上がったのでした。

 

 

 

 この時からです、自分の太極拳を身につけようと、思ったのは!!

 

 

 

 それからは、自分探しに入りました。 教室を飛び出して色々なところに出這入りして、色々な人びととも交流をして、最低でも何か一つは自分の物にして持ち帰る事にこだわりました。

 

 

 

 すると、技倆はもちろんのこと、太極拳への考え方や接し方に変化が現れました。 

 

 それからは、何でも自分でやってみる体質が出来たように思います。頭で処理して済ましてしまうより、身体を動かす事で身に付くという体験が出来ました。

 

 

 

 例えば、実際にボールを抱かえたままで、ボールを離すことなく套路を打ってみる。 簡化24式太極拳を2分で打ち終える。 または30分かけて打ってみる。 とかをやってみました。 それぞれで大切な事が分かり、今では自分自身の太極拳に生かすことが出来ています。

 

 

 

 どう言う事? と、声が掛かりますが、「一度自分でやってみて下さい。」と、答えています。

 

 

 

 皆さんも、一度どうぞ。