ボールを抱く2 | 萩天の空

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 前回に考えた通り、実際にボールを抱いて一人四正推手、通常の推手、そして簡化24式太極拳の数式を表演してみました。 そして表演している私の身体に触れてもらいました。

 

 腕を振り回している時と、ボールを抱いて表演している時の違いを体験してもらいました。 皆さんは、その違いを実際に感じられたと表明されました。

 

 何時もだと、ここまでになっていました。 今回は一人一人に、ボールを抱いて、私と同じ事をして頂きました。 つまり頭のいい人たちばかりなので、私のやったことを頭で理解をして、処理して仕舞いがちですので、身体にしみこむことが無く教室が終われば、それだけになって仕舞っている方が多いと言うのが、私の感想です。

 

 

 

 本来はお家に帰られてから、機会を作られて実際にボールを抱いて、一人四正推手・簡化24式太極拳の套路をやってみてもらうのが、私としての理想なのですが、忙しい方も多くおられますので教室の時間内でやって頂きました。

 

 

 

 すると「腕が固定されてしまって掤や擠、それに捋や按の形になりません。」とか、「起式の腕を揚げたり、下ろしたリが出来ません。」と、ブツブツ言う声が上がります。

 

 そこで私が「その状態で出来る掤や擠をしてみて下さい。」、「その状態で出来る起式をしてみて下さい。」「皆さんのやっておられる四正推手の掤や擠、それに捋や按は、それぞれ沢山の形のある内の一つにすぎません。 色々な掤や擠、それに捋や按があります。」と言って、やってみました。

 

 動きに変化が出ました。 野馬分鬃を打っています。 起式もです。

 

 

 

 「それが内勁を使っての、動きですよ!」

 

 

 

 これで何人かは、身体に覚え込ますことが出来ると思います。

 

 

 

 「片腕が無かっても、太極拳は打てるのですよ!」