「一片の悔いなし」。
我が家で購読している”毎日新聞”の、今日の朝刊一面に掲載されていた、横綱・稀勢の里 引退の記事の見出しです。
昨日のテレビのニュース番組で、引退をした事は知っていましたが、改めて紙面で見て大変さみしい思いをしました。
彼が横綱に推挙されることが決まった時に、「やった~!!」と言う題でブログをアップしていました。(2017.01.22)
2014.07.24にアップしたブログ、「満ちれば欠ける」で書いた題そのもの(「満ちれば欠ける」)を、改めて贈ってとても喜んでいる気持ちを表していました。
初場所、千秋楽に横綱・白鵬を破って14勝1敗で初優勝を飾っての事で、これからの活躍を期待しての事でした。
新横綱として晴れ舞台の春場所(大阪場所)でしたが、取組中に左胸を痛めながらも出場を続け、結果として当時大関だった照ノ富士に千秋楽の本割、決定戦ともに勝って、連続優勝を果たしました。
この時は、無茶するな~と思っていましたが、これが稀勢の里の姿なんだな~と、納得してしまいました。
しかし、やっぱり心配したことが起きてしまいました。
その後、途中休場や全休の場所が続きました。
2018年の秋場所は、15日間務めて10勝5敗の成績を残し、横綱の名は保ったと評されましたが、私は不安を覚えていました。
不安が的中して、翌九州場所も途中休場、そして今場所の初日からの3連敗。
私の気持ちに、”もう、いいのでは”が出るようになりました。
そして引退表明、「本当にお疲れ様でした!!、しかし、これからです。もう一度 満ちれば欠ける を贈ります。」